世界遺産
ヨーロッパの世界遺産(3ページ目)
ヨーロッパのおすすめ世界遺産をまとめました。
記事一覧
ヴィエリチカ岩塩坑/ポーランド
ガイド記事長谷川 大ポーランドを支えた産業遺産「ヴィエリチカ・ボフニャ王立岩塩坑」地下101mに広がる聖キンガ礼拝堂。壁面は多数のレリーフや彫刻で装飾されている©牧哲雄世界ではじめて世界遺産に登録された12の物件のひとつでもあるこの岩塩坑は、塩を採掘するために掘られた深さ約300m、総延長300kmに及ぶ坑道跡で、アリ...続きを読む
アテネのアクロポリス/ギリシア
ガイド記事長谷川 大世界遺産の故郷アテネのアクロポリスユネスコの標章は、古代ギリシア文明がもたらした精神的遺産に敬意を表し、パルテノン神殿にUNESCOの6文字を配してデザインされたという。今回はユネスコの象徴ともいえるギリシアの世界遺産「アテネのアクロポリス」とその哲学に触れてみよう。古代都市アテネの誕生リカヴィトス...続きを読む
ストーンヘンジ:謎に包まれた巨石文明の遺産
ガイド記事長谷川 大忽然と消えた巨石文明の遺産「ストーンヘンジ」とは謎に包まれた太陽のモニュメント、ストーンヘンジ紀元前3000年以前、主にアイルランド島とグレートブリテン島からなるブリテン諸島では、2000以上ものメガリス(巨石建造物)が建てられたという。ところがこの巨石文明は突如姿を消し、誰が何のために造ったのか、...続きを読む
プラハ歴史地区/チェコ
ガイド記事長谷川 大中世が香る「黄金の街」プラハ歴史地区プラハは喜びの街だ。古都にもいろいろがあるが、プラハほど喜びに満たされた街を、私は知らない。喜べる街と喜べない街。この差はおそらく芸術にある。人々が自由に満たされるとき、自由=無目的はアートになる。自由がなくなるとき、すべてが目的に満たされて、人の行為は仕事になる...続きを読む
ウィーン歴史地区/オーストリア
ガイド記事長谷川 大芸術の都ウィーンでセクシーにオイゲン公の夏の離宮として建てられた、美しい眺め=ベルヴェデーレ宮殿。後にマリア・テレジアが買い取り、膨大な美術品を収蔵したヨーロッパの芸術と思想、哲学の巨匠たちが一堂に会し、一時代を築いたハプスブルク家の帝都ウィーン。ウィーンは人間の喜びと悲しみが最大限に花開いたセクシ...続きを読む
バチカン市国:カトリック10億人の聖地
ガイド記事長谷川 大キリスト教カトリックの総本山、聖地バチカン左がカトリックの象徴、サン・ピエトロ大聖堂。東西約210m、南北約160m、高さ約130mの十字架型で、大聖堂としては世界最大級を誇る世界でもっとも小さな国家、バチカン市国。バチカンはそこで生まれ育った国民がいない不思議な国であり、国土のすべてが世界遺産に登...続きを読む
ドブロブニク旧市街 クロアチアの"アドリア海の真珠"
ガイド記事長谷川 大アドリア海の真珠ドブロブニクプロチェ地区から見たドブロブニク旧市街。ヨーロッパでもっとも美しいといわれる街のひとつ「ヨーロッパの真珠」とうたわれるクロアチアの世界遺産「ドブロブニク旧市街」。空と海に挟まれて輝く街並みは、ヨーロッパの火薬庫の真っ只中にあって千年の自由を勝ち抜いた。今回はそんなドブロブ...続きを読む
ライン渓谷中流上部/ドイツ
ガイド記事長谷川 大ワインと古城物語ロマンティック・ライン柔らかく流れるラインの流れをクルージングすれば、両岸には美しいブドウ畑に時おり顔を出す数々の古城。リースリングにうっとりすれば聞こえてくるのはローレライの誘惑の歌。今回は「ロマンティック・ライン」の名で知られるドイツの世界遺産「ライン渓谷中流上部」へご案内しよう...続きを読む
アマルフィ海岸/イタリア
ガイド記事長谷川 大伝説になった世界遺産……、アマルフィ海岸ナポリの南、約50kmほどの場所に「世界でいちばん美しい」といわれる海岸がある。その昔、ギリシア神話の英雄ヘラクレスは愛する妖精の死を悲しみ、世界でもっとも美しい場所に亡がらを埋め、永遠にその名を残すために彼女の名をつけたという。今回はそんな伝説を持つイタリア...続きを読む
シャルトル大聖堂:フランスが誇るゴシック建築の傑作
ガイド記事長谷川 大ゴシックが醸す聖母の青シャルトル大聖堂シャルトル大聖堂の西ファサード。向かって左がゴシック建築の新塔で、右がロマネスク建築の旧塔。塔に昇ってシャルトルの街並みを眺めることができる世界でもっとも美しいといわれるステンドグラスを有するフランスの世界遺産「シャルトル大聖堂」。その内部は神々しく、まるで天へ...続きを読む