エクササイズ/エクササイズの基本

エクササイズを行う際の注意点(3ページ目)

運動をする際の注意ポイント、ご存知ですか? 例えば、エクササイズですっきりしたいのに、翌日体がだるいのはなぜでしょう? 今回は怪我をしないために、また効果を最大限に発揮するためのポイントをご紹介します。

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド

筋肉痛や疲れを残さない「アクティブレスト」とは?

疲れ知らずのアクティブレストとは?
疲れ知らずのアクティブレストを積極的に取り入れましょう
気持ち良く体を動かした翌日に筋肉痛や体のだるさを感じたことはありませんか? 筋肉痛は運動で負荷をかけた筋肉内部に損傷が起き、損傷した部分に白血球などが集まり、壊れたところを修復する際に起きる現象をいいます。疲労感の原因は、筋肉周辺に発生する疲労物質が血管内に溜まった状態。これらの状態を起こしにくくするためには、アクティブレストがオススメです。つまり、運動後に軽いウォーキングやストレッチをすることで、硬くなった筋肉の柔軟性を取り戻し血液循環をよくします。その結果、疲労の溜まった血液と酸素をいっぱい含んだ新鮮な血液が入れ替わり、体に疲労が残りづらくなるわけです。

アミノ酸やプロテインの摂取はいつ?

アミノ酸を取るメリットは、運動中のエネルギー確保と疲労軽減、そして筋肉を作るための栄養です。すなわち、筋トレをする30分ほど前にに摂取すると効果的です。アミノ酸は基本的には肝臓で代謝されますが、バリン・ロイシン・イソロイシンの分岐鎖アミノ酸とグルタミン、アルギニンが多く含まれるものがオススメ。なぜなら、この5種類は筋肉中でも代謝されるので、トレーニング中のエネルギーになり、イソロイシンの分岐鎖アミノ酸は、疲労伝達物質が脳の血管に入るのを防ぐ働きもあるので、疲労軽減になります。

プロテインは高タンパク加工食品ですから、筋肉作りには欠かせません。とは言っても、普段からバランスのよい食事をしていればプロテインを摂らなくても大丈夫ですが、筋肉トレーニングや週に3、4回の頻度で体を動かしているのであれば、筋肉の修復のため摂ることをオススメします。飲むタイミングとしては、筋肉を成長・回復させようとする成長ホルモンが分泌される運動後、もしくは就寝前に摂ってみてください。


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