アロマテラピー/アロマテラピーの基礎知識

アロマオイル(精油)の主な基材について(2ページ目)

精油以外でアロマテラピーで使ういろいろな材料について、いくつかの種類をご紹介します!精油と基材で、手作りコスメやルームスプレーなどを作ることができますよ。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

キャリアオイル購入のポイント

ここで1つ注意したいのは、食用オイルは肌に塗らないということです。食用オイルは口に入れるものとしては適していますが、肌用ではないため処理方法がスキンケア用にはなっていないと考えられます。この辺は、個人の好みもありますが、一般的には肌に塗るものは化粧品グレード(アロマテラピーショップや薬局で販売されている)をおすすめします。

さて、アロマセラピストになる場合、目安として10種ほどのキャリアオイルを勉強するのですが、実際のサロンや家庭でアロマテラピーを楽しむための使われているのは数種といったところ。代表的なものとしては「ホホバオイル」「スィートアーモンドオイル」「オリーブオイル」などでしょう。

  • ホホバオイル
    ツゲ科のホホバという樹木の種から圧搾されます。黄金色をしたホホバオイルですが、主要成分は「ロウ(wax)」です。そのため、外気が寒くなる冬などは常温で固体になります。

  • スィートアーモンドオイル
    バラ科のアーモンドの1種。食用にもされる美味しい実がありますが、あれを圧搾してオイルを得ます。主要成分は「オレイン酸」。

  • オリーブオイル
    食用でとても有名ですが、薬局でも売られるように、潤滑油や保湿オイルとして有名です。

では続いて「水性の基材」と「その他の基材」です。

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