食べ進めるほど旨味が際立つ不思議な鍋
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シメのうどんも絶品! ほかにトッポギも入れられる |
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スープの旨味を何倍にも膨らませてくれるニンニクやピリ辛のジャン。肉を切るハサミや定番のキムチが運ばれてくる |
まずはお店の人が、鶏が丸ごと入った鍋を火にかけてくれます。鶏が煮えるのを待つあいだは、焼酎やキムチをつまみながら、つけだれを作っておきましょう。一緒に運ばれてきたピリ辛のジャンやニンニク、それに醤油や酢を好みの分量で小皿の上で調合します。
鍋がグツグツ煮えてきたら、ハサミとトングで肉を食べやすい大きさにカットします。また、鍋の中にもピリ辛ジャンやニンニクをいれて、好みの味に調整。ハサミに使い慣れていないと切るのに結構苦労することもありますが、そんな時間も楽しいものです。
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店によっては店員さんが切ってくれる |
実はガイドは始めのうち、せっかくいい鶏の出汁をジャンやニンニクの強烈な味で薄れさせるのが惜しい気がしていました。しかし不思議なことに、食べ進めるほどジャンやニンニクを追加したくなります。鶏の旨味も増していくし、舌も慣れてくるのか、辛さの奥にある旨味もしっかり感じられるようになって、むしろジャンやニンニクによって風味が際立つんです。
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