素材と感性が光る、KEISUKE MATSUSHIMA
南仏ニースにある1つ星レストラン、KEISUKE MATSUSIMA。厳選した素材に独自のアレンジを効かせた料理が供される©KEISUKE MATSUSHIMA |
3年連続で星を獲得した松嶋啓介シェフ。1998年11月に単身フランスに渡った©KEISUKE MATSUSHIMA |
まずは陽光きらめく南仏ニースにある「KEISUKE MATSUSHIMA」(ケイスケ・マツシマ)のシェフ、松嶋啓介さん。2006年に弱冠28歳にしてミシュラン1つ星の栄誉に輝きました。当時の店名は“Restaurant Kei's Passion”でしたが、2007年に自分の名前へと変更。すでに3年連続でミシュランに名を連ねています。
地中海の新鮮な食材をオリジナリティ溢れるアレンジで仕上げる松嶋さん。味付けにはワサビなど和のエッセンスも巧みに織り込みます。南仏ニースの輝く太陽の下で、丁寧に調理を施された美味をいただく至福の時間は、このうえない贅沢ですね。
ミシュランシェフの素顔をのぞく!?
ミシュランシェフの素顔って!? |
ほかにも松嶋シェフとおなじく2006年に1つ星を獲得したのが、パリにある「Stella Maris」(ステラ・マリス)の吉野建(タテル・ヨシノ)シェフ。情熱に満ち溢れた彼の半生を辿るなら、『星をつかむ料理人』(吉野建、源孝志)を読んでみるのも面白いでしょう。また、2007年にはパリ郊外にある「ラ・ブルテッシュ」(La Bretèche)が仲間入り。三浦賢彦さんがシェフを務めています。
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