さまざまな民族が暮らすシンガポールは、グルメのるつぼ。これほどまでに食の選択肢が多い国は、世界広しといえどもそうはありません。驚くほど多彩なジャンルの料理やレストランがあるシンガポールのグルメのなかから、今回は「これだけは食べておきたい!」という定番アイテムやツウ好みのローカルフードをご紹介。食べ歩きを通して、ディープなシンガポールをガッツリ味わってみてください。
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正直驚いた! 美食天国シンガポール
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最強の美食の都、シンガポール今回シンガポールを訪れて驚いたのは、なんといっても人々の食に対する情熱の強さ! もちろん世界には多くのグルメシティがあるけれど、この国は別格かも。夜中だって、街の屋台やレストランには人がいっぱい。24時間いつでも美味しいものが食べられる、文字通りの美食天国なんです。
多くの民族が暮らしているシンガポールは、食のジャンルが本当に豊富。中国・マレー・インドといった各国料理、そしてそれらが絶妙に融合して生み出されたユニークなシンガポール料理の数々……。ここまで名物料理が多い国も珍しいと思います。
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いつでもどこでもなんでも! それがシンガポールのグルメスタイルまた家で料理をつくらない外食文化の国ゆえに、安旨グルメも大集合。その代表的なものが屋台の集合体、いわゆるホーカーセンター(ホーカーズ)。三食プラスおやつまでお世話になる人も多く、シンガポールの人たちの食生活に欠かせないグルメスポット。屋根つきのオープンエアのところがほとんどで、たいていのローカルフードが揃っています。
ちなみにホーカーセンターの数は、シンガポール全体でなんと120以上、屋台の数は16,000軒。シンガポールの大きさは淡路島と同じくらい、国民の数は約450万人であることを考えると、その多さがわかりますね。店によって営業時間は違いますが、朝から晩まで使えます。
次のページでは、早速地元で人気のホーカーセンターへ行ってみましょう。