最近、グルメな人たちのあいだで話題になっている南半球の街をご存知ですか?――正解はオーストラリア第2の都市、メルボルン。おだやかな気候と豊かな自然に恵まれ、極上の素材が集まるこの街には、世界中から多くの食通が訪れています。シンプルなステーキやシーフードから、モダンなオーストラリアン・キュイジーヌ、さらに世界各国の名物料理まで。食べれば食べるほど、その味と奥深さの虜になるメルボルングルメ。今回は読めば必ず行きたくなる美食シティ、メルボルン大特集です。

【Index】

マーケットは美味しい食材の宝庫!

クイーン・ビクトリア・マーケット
新鮮な食材を手に入れるなら、やっぱりマーケットが一番! 玉ねぎやジャガイモなどの野菜は5kg、10kg単位でまとめ買いする人も多い

ホットドッグ屋さん
行列もできるホットドッグ屋さん「THE BRUTWURST SHOP」デリカッセンエリアの99/100番(1つ5.5A$)
美味しい食材が集まる街には、必ず賑やかな市場あり! メルボルン最大の市場であるクイーン・ビクトリア・マーケットは、この街の豊かな食文化を象徴する場所です。120年以上の歴史を誇り、7ヘクタールという広大な敷地のなかには食料品から衣料品まで、人々の暮らしに欠かせないものが揃っているので、平日でも多くの人で賑わっています。

「やっぱり買い物はマーケットに限るよ。スーパーは便利だけど、値段も高いし、品質も劣るしね」とは地元のおじさんの弁。なかにはテレビにも出た人気のホットドッグ屋さんやオリーブオイル・チーズなどを扱う店もあって、旅行者にとっても楽しいマーケット。チェリーやオレンジをかじりながら、ローカル気分で周るのも楽しいですよ。


メルボルンから100マイル圏内の食材って?

炭火焼チキン
ほのかにスパイシーな炭火焼チキン。マッシュルームやコールラビ、エンダイブなどの野菜を添えて(89.6マイルでつくられた食材を使った料理)

食材が豊富というけれど、いったいどれだけ豊富なの?――そんな疑問に答えてくれるユニークなレストランができました。今年7月にオープンした100マイル・カフェです。この店で使っている食材は、なんとメルボルンから100マイル(約160km)圏内でつくられたものだけ。色とりどりの野菜を使った前菜からメインの肉や魚まで、その多彩なメニューに驚く人も多いはず。

荒金育英シェフ
この地に惚れこんでいるという荒金シェフ。メルボルンNO.1シェフは話してみると意外にも気さく(しかも流暢な関西弁!)
実はこの店を切り回しているエグゼクティブシェフは、日本人の荒金育英さん。確かにメニューをよく見ればDaikon(大根)やYakiniki(焼肉)といった日本の名前がチラホラ。といっても料理は見慣れた和テイストではなく、大胆かつ斬新にアレンジされたメルボルンスタイル。荒金シェフといえば、ビクトリア州一のファインダイニングに輝いたTAXI でも腕を振い、地元では誰もが知る有名シェフ。彼の新たな試みはすでに人々のあいだで話題になっています。

<DATA>
  • 所在地:Level 3, Melbourne Central 211 La Trobe St, Melbourne
  • TEL:03-9654-0808
  • 時間:月~金12:00~深夜、土曜18:00~深夜、日曜定休
  • 予算:ディナー70A$前後~
  • ウェブサイト:100 MILE CAFE(英語)

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