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こんなにあった 漢方系 生薬サプリ(3ページ目)

漢方薬の材料として使われている生薬。実は、この生薬を利用したサプリメントも意外と多いのです。今回は、生薬サプリとその成分を使った漢方薬をたどってみました。

小浦 ゆきえ

執筆者:小浦 ゆきえ

ダイエット食品・サプリガイド

生薬と同じ植物サプリ

前のページでは、使用する部分も機能も生薬と同じサプリ成分を紹介しました。漢方やサプリに詳しい方の中には、「他にも聞いたことあるわよ!」と思った方もいるのでは?
実は、生薬と思われているけど、民間薬であったり、同じ植物だけど違う部分を使っているといったサプリメントもあるのです。生薬とサプリメントで使用している部位が違う代表的なものが、イチョウ(銀杏)やトチュウ(杜仲)です。


■イチョウ
銀杏
使う場所によって効果が違うのです

サプリメント:葉の抽出物が使われ、血流改善のために使われる。

生薬:
生薬としては実(ぎんなん)が使われ、風邪や喘息などの咳止めとして処方されます。収れん作用があるので、おりものや頻尿、子どもの夜尿症にも使われたりする。


■杜仲
サプリメント:杜仲茶として、葉を煎じた飲料になっています。杜仲葉配糖体が血圧の上昇を抑えるなどの効果が確認されていて、特定保健用食品に認定されている製品もある。

生薬:
生薬としては樹皮が使われ、サプリメントとして使われる葉の部分より強い作用を持っている。(薬の扱いになります)
膝や腰などの疲労感を和らげたり、滋養強壮のために用いられます。「固経安胎」(こけいあんたい)といって、習慣性流産や、胎動不安の場合にも処方される。


色々な生薬サプリを紹介しましたが、体の状態を診断して処方される漢方と違い、サプリメントは自己判断で使用している場合がほとんどです。漢方も体質に合わない処方では効果がなかったり副作用が生じたりすることもあるで、生薬由来のサプリメントも同様に、相性などを確認しながら利用したいですね。


【関連リンク】
AllAbout 漢方 >> 漢方には副作用がないってホント?!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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