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悪阻(つわり)改善!?ビタミンB6

アミノ酸の代謝から赤血球を作るところまで広範囲をカバーしているビタミンB6。実は隠れ不足症になりがちなのです。今回は最近は悪阻改善効果も注目されているビタミンB6を解説します。

小浦 ゆきえ

執筆者:小浦 ゆきえ

ダイエット食品・サプリガイド

ビタミンB6の働き

ビタミンB6
ビタミンB6は別名ピリドキシンと呼ばれる水溶性のビタミンです。
ビタミンB6は肉類や穀類に含まれているので、比較的に摂りやすい栄養素。でも、摂りやすいとは言え油断は禁物。貯めておけないために不足してしまうのも早いのです。

さて、そんなビタミンB6ですが、健康な新しい細胞を作るのに欠かせない栄養素なのです。また、エネルギー源(糖質・脂質・タンパク質)の代謝や、神経伝達に必用な物質を作り出す上で重要な役割を果たしています。
その他にも、他のビタミンB群と一緒に摂ることで相乗効果を発揮します。

ビタミンB6も、飲酒やストレスによって沢山消費されます。よくお酒を飲む方やストレスの多い生活をしている人は平均値よりも多く消費されている可能性が高いので、サプリメントなどを利用して積極的に摂り入れてみてください。

ビタミンB6不足・過剰の症状

不足
摂取が十分であっても、ビタミンB6の需要が増加する妊娠時、アルコール常飲などで欠乏症を起してしまうことがあるのです。

貧血:
ビタミンB6が不足して起こる貧血は、低色素貧血(モグロビンが入っていない赤血球が作られてしまう)。このタイプの貧血の場合、いくら鉄サプリを摂っても症状は改善されません。
貧血の時は、何が原因で起きているのか確認してから摂るサプリを選びましょう。
ご用心!貧血サプリの落とし穴

皮膚の異常:
舌や胃の炎症と併せて、目・鼻・口の周囲でポロポロと皮膚が剥がれ落ちる脂漏性皮膚炎などが起こります。

慢性的な疲労感:
病気と判定されるレベルではありませんが、ビタミンB6が不足気味になると、エネルギーを上手に生成できなくなり、慢性的な疲労感に襲われます。この場合、ビタミンB6以外の栄養素も一緒に不足している場合がほとんどです。

他には、免疫細胞の生産能力低下・食欲不振・吐き気・神経炎などがおきてきます。

過剰
安全域が非常に広く、過剰症の症状は特には認められていません。必要以上に摂取した場合、尿中に排泄されます。普段食事やサプリメントで摂る量の200倍以上の高濃度(500mg/日)を摂り続けて数年後に症状が出ることがあるという程度。

ビタミンB6をしっかり摂る方法は 次のページで。
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