ビジネスでの略語使用は慎重に! |
ビジネスで使う略語
ビジネスや、英文メールで使用する、英語の略語(アクロニム)について、まとめました。正式なビジネス文書では、略語は出来る限り避けるべきですが、既に人間関係のある取引先とでは、お互いの時間を節約するために、略語が頻繁に使われます。時にテレックス時代の略語も使用されることが、しばしばありますので、知っておくと便利です。今回は、煩雑な貿易用語をのぞく、一般的ビジネスで使用する、基礎的なアクロニム(略語)をご紹介します。
略語の種類と使用の注意点
一口に『略語』といっても、その作り方によって大きく3種類に分けることができます。1.アクロニム・Acronym(頭文字略語)
各語の頭文字をとって合成した略語のこと。NATOや、ASEAN、WTOなどが、その例。この場合、ピリオドを省略するケースが多い。(USA・U.S.A.) |
2.語の途中で省略(Abbreviate)する場合
例えば、曜日の略語、Monday⇒Mon. Tuesday⇒Tue.の場合のように、語の途中で、省略する場合には、ピリオド(.)付けるのが通例。 |
3.語の初めと終わりの文字、または、語の初めと途中の語を残して省略する場合
例としては、Mister⇒Mr. Mistress⇒Mrs. があげられます。 ビジネスレターの場合、イギリスでは、MrとMrsのピリオドは、打たないのが通例。 |
*ビジネスメールや、レターの場合、顔文字など、プライベートや、携帯メールで多用されるようなアクロニムは、むしろ避けるべきです。節度を持って使うとよいでしょう。
まずは、一般的な略語からご紹介いたします。
一般的な略語
■通貨・数字・単位に関する略語
略 語 | Abbreviated from | Japanese | |
---|---|---|---|
@ | at (a price of )~ | ~で売買、と見積もる | |
No.(Nos.複数形) | number | ~番・ナンバー | |
stg. | starling pound | ポンド(英国通貨) | |
lb.(lbs) | pounds(weight) | ポンド(重量) | cwt. cwts. | hundredweight (=centum weight) | ハンドレッドウェイト(重量) |
M/T/M.T. | metric ton (=1,000kg) | メートル・トン、容積トン(重量) | |
oz.(ozs.複数形) | an ounce(s) | オンス(重量) | |
cft. | cube feet | 立方フィート |
略 語 | Abbreviated from | Japanese |
---|---|---|
Inc. | Incorporated | 法人(組織)の/(米)有限会社 |
Ltd. | Limited | 有限責任の/(主として英国) | Corp. | Corporation | (米)有限株式会社 |
&Co. | and Company | **商会 |
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