歴史あるハーブ・メリッサ
レモンバーム(Lemon balm)はシソ科のハーブで、古くから薬草として使われてきた歴史をもちます。少しレモン系の香りがする草なのでレモンバームという名前をもちますが、その学名はMelissa officinalis。その前半のメリッサという名前でも知られています。エッセンシャルオイルでは比較的メリッサと呼ぶことが多いようです。
落ちこんだ心を癒す香り
心配ごとや不安、落ちこみにはメリッサがおすすめです。心を強くし、活気を与える香りとして中世ヨーロッパでは使われてきました。メリッサは消化不良などにも効果的に使えるため、ストレス性の胃痛にも活躍してくれます。毎日をいきいき過ごしたいけど、なかなか落ちこみから立ち直れないときにはピッタリのオイルといえます。秋になると気温も下がりはじめ、寂しい感情を抱く人も多いもの。ハーブらしい草の香りにシトラスとフローラル系のあたたかさを混ぜたような素晴らしい芳香が心を優しく癒してくれます。
メリッサのコロン
手作りコロンでは香りの面で数種をブレンドするのが通常ですが、メリッサはとても良い香りなので1種でも十分満足できます。メリッサのエッセンシャルオイルは少しお値段がはりますが、小さいサイズのものを用意してコロンを作りましょう。ポーチにいつでも携帯するとふとしたときに香りでリラックスすることができますね。
◆メリッサのコロンの作り方◆