爽やか、とはレモンのためにある言葉ではなかろうか、とさえ思える、クリアでシャープな香りが気持ちを引き締めます。レモンはエビフライに添えられたりして、食べ物の世界では名脇役といった感じですが、アロマテラピーではもちろんレモンのエッセンシャルオイルも主役として立派に活用されます。

<ハートに>
気持ちをリフレッシュしたいときに。煮詰まったときにはレモンで芳香浴すれば新しいアイディアも沸いてくるかも!?集中力を高めるという話もあります。子供の勉強部屋やお父さんの書斎にいかがでしょう?
<ボディに>
イボに効果的。キャリアオイルに希釈し綿棒をつたわせて患部につけるといいでしょう。また抗菌作用も高いので、空気浄化に芳香浴もオススメです。
■グレープフルーツ(Citrus paradisi)
他のシトラス系にはない軽い苦味がグレープフルーツの特徴。この苦味がたまらない、とファンが多い香りです。湿気の多い雨の日などには、グレープフルーツのバランスのとれた香りがオススメです。

<ハートに>
鬱っぽいときにはグレープフルーツを芳香浴で用います。自信を再び取り戻す助けになります。私はこれで香水を作ることが多いんです。とてもいい感じですよ。
<ボディに>
こりやむくみといった体内の老廃物を排出したいときには、グレープフルーツでボディトリートメントを。不要なものは体の外に出してしまいましょう。自分でトリートメントをするのが面倒だという人は、グレープフルーツで足浴や手浴もオススメです。ストレス軽減になりますよ。休みの前など余裕にあるときに、チャレンジしてみましょう。
【注意事項】
・柑橘系のエッセンシャルオイルには色がついています。ハンカチや服につくとシミになる場合がありのでご注意を。
・光毒性に注意しましょう。つまり上記のエッセンシャルオイルは、皮膚に塗布しその後紫外線に当たると、シミや発疹、赤くなる恐れがある成分が含まれています。塗布後、最低でも10時間(目安)は紫外線を避けてください。
・柑橘系のエッセンシャルオイルは敏感肌を刺激する場合があります。
・柑橘系のエッセンシャルオイルは目安として半年以内に使いきります。