角質ケアの基本情報
全身スベスベ&ベビー肌を目指すなら、与えるケアと同じぐらい大切なのが落とすケア、つまり角質ケアです。特に、ひじ・ひざ・かかとのガサガサ&ゴワゴワ&黒ずみには要注意。 大人の女性こそ、ひじ・ひざ・かかとは抜かりなくケアしたいもの。ディテールにまで気を使っていると、女性としても格も上がりますよね。
<目次>
角質ケアが与える肌へのメリット
古い角質を脱ぎ捨て、ツルツル&ベビー肌を目指しましょう!
美味しそうなベビー肌に古い角質はいっさい必要なし! 余分な角質や汚れを脱ぎ捨てる角質ケアできっちり磨いてこそ、初めて肌触りのいいスベスベな肌が手に入るもの。さらに角質ケアの利点として、保湿、美白、スリミングといった後のケアの浸透がよくなる点も見逃せません。最近の角質ケアで使用するスクラブ剤は、粒子が細やかなうえ落としながらも保湿できるので、ドライ肌の人でも臆せず使うことが可能です。
このページでは、角質ができる原因や角質のケア方法を部位別(ひじ・ひざ・かかと)に詳しく解説していきます。指がすべるようなスベスベ肌は女性の最強の武器。古い角質やくすみを取り去って、「見られてもいい肌」よりさらに上の「見せたい肌」へチェンジさせましょう。
どうして角質はできるのか?
ひざやひじは他の肌と比べて毛穴や皮脂腺の数が少なく、汗や皮脂があまり出ないうえに、ほおづえをついたりひざを床につけたりと、日常の動作の中で刺激を受けやすいため、皮膚の防御作用により角質が厚くなる傾向に。結果、ガサガサしたり、ゴワついたり、黒ずみが出やすくなるというわけです。また、かかとの場合は全体重を足裏で支えていることもあり、その圧力は相当なもの。圧力から足裏を守る自衛本能でますます硬くなると同時に、靴下やストッキングでの摩擦、素足にサンダルなどで水分が奪われることで、どんどん角質が分厚くなってしまうのです。この古い角質を残したままにしておくと、内側の水分を含んだ新しい細胞が上に上がることができず、乾燥がさらに進み角質が分厚くなってしまうもの。最悪の場合は、乾燥した餅のようにひび割れた状態になってしまいますので、次に続く角質ケアの方法をしっかりマスターしましょう。
角質ケアの基本知識
ひじ・ひざの角質や黒ずみは大丈夫ですか?
ガサガサしているひじ・ひざ・かかとに一生懸命保湿クリームを塗っても、角質層の内側までは浸透しないもの。まずは、厚く硬くなっている角質をほぐして落とし、乾燥させないようにすることが大切です。それには、入浴のときに長めに浴槽に浸かり、ひざ・ひじ・かかとの皮膚をやわらかくするとよいでしょう。また皮膚がやわらかな状態になったら、スクラブ入りのボディケアクリームなどを使い、くるくる円をかくようにマッサージすると黒ずんだ角質層が剥がれ落ちやすくなりますよ。角質を取った後は、クリームやオイルでしっかりと保湿することが重要。スキンケアのあと、手に残った乳液や美容液をそのまま塗るのも賢い方法です。
ひじ・ひざ・かかと部分だけでなく、ボディに古い角質が溜まっていると、美白、保湿、スリミング剤の浸透が悪くなるといった悪影響が諸々出てくるので、まずは余分なものを落とすことが最優先というわけです。
ひじの角質ケア
ゴワつきやすいひじは定期的に角質ケアを!1.コットンに化粧水を染み込ませる。
2.ひじを曲げてコットンを貼り付け5分ほどパック。角質がやわらなくなることで取れやすくなる効果が。
3.スクラブを手に取り、円を描くようにマッサージ。力の入れすぎには注意!
4.スクラブを洗い流す。潤いが浸透しやすくなっているので、オイルやクリームでたっぷり保湿を。
ひざの角質ケア
ひざの黒ずみは美脚を半減! 古い角質を落としてなめらかに整えよう。1.コットンに化粧水を染み込ませ、両ひざに貼り付け5分ほどパック。この時、パックの上から両手で包み込むようにすると、体温で保湿効果が上がります。
2.スクラブを塗り、指先でマッサージするように古い角質を取り除く。その後は拭き取ります。
3.クリームをすり込んで保湿。角質が硬くなっているようなら尿素入りのクリームをチョイスしましょう。
4.クリームの上からラップを貼り5分ほど置けば、よりクリームの浸透がよくなります。
かかとの角質ケア
ゴチゴチ&ガサガサの足裏の角質を取り、素足美人に。1.角質がやわらなくなる入浴後にファイル(足裏専用やすり)で取り除く。やり過ぎには注意!
2.スクラブでマッサージするように足裏全体になじませ、足裏をなめらかな状態に仕上げる。
3.乾燥していると角質がどんどん硬くなるため、最後にクリームをすり込んで保湿。尿素など角質柔軟作用のあるクリームがオススメ。
*硬くなったひじ・ひざ・かかとの角質部分を、もっとスベスベにしたいという時は、顔用のピーリングケアを使うのも◎
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