一人暮らしでの猫の飼い方……留守番はどうする?
一人暮らしで猫を飼う時、留守番は?
猫は留守番をしている間は、ほぼ寝ているようです。なので、半日~1日程度であれば、ひとりでお留守番をさせても問題ありません。
ただ、留守番がストレスに感じる猫もいるので、2頭飼いするのもひとつの手です。
また、生後間もない子猫をお留守番させるのは避けてください。だいたい生後5ヶ月以上からにしましょう。
出張や旅行で家を空ける時、猫はどうする?
■猫だけで留守番させる猫だけで留守番
月齢5ヶ月以上の健康な猫の場合、2泊までであれば家で留守番させても大抵は問題ありません。猫は環境の変化に弱いので、どこかに預けるよりも家で留守番をしている方がストレスが少ないのです。水、トイレ、餌を十分に用意し、室温に気をつけてあげましょう。
友人や知人に来てもらう
長期の留守になる場合に一番安心してお願いできるのは、猫好きな友人や知人。何度も家に遊びに来てくれている友人なら尚良いですね。鍵を預けて、1日1回様子を見に来てもらいましょう。
キャットシッターに預ける
友人にお願いできない場合は、留守中の猫の食事やトイレ掃除などのサービスを行ってくれるキャットシッターにお願いするのもおすすめです。ただ、留守中の鍵を預けることになるので、信頼できるキャットシッターをしっかり見極めてお願いしましょう。
環境の変化に対応できる猫の場合は、ペットホテルに預けることも可能です。必ず事前に見学をし、安心できるホテルを選びましょう。長期外出が多いとわかっているなら、猫が幼いうちから定期的に預けるようにしておくと、ストレスが少ないかもしれません。
子猫のうちから慣れている猫なら連れて行くことも可能な場合があります。その際は逃げ出しや体調に気をつけましょう。ほとんどの猫は外出を嫌がるので、決して無理をさせないで、それぞれの猫の向き不向きを理解して行いましょう。
留守中の猫の様子が気になるなら
■家庭用監視カメラを設置して留守中の様子が気になるなら、家庭用の監視カメラを使ってみてはいかがでしょうか。1万円以下で簡単に設置できるものが各社から多く発売されています。こちらの記事ではBuffaloの「おうちカム」という製品を使ってみた感想がレポートされています。
古いiPhoneは監視カメラとして活用できます。こちらの記事で、リモートモニタリングアプリ「Manything」の導入方法と活用法をが詳しく紹介されているので、余ったiPhoneがあるなら試してみては?
猫と安全・快適に過ごすには
■マンションで上手に猫を飼う方法マンションで上手に猫を飼う方法
マンションはペット可の防音性の高い物件を選ぶようにしましょう。爪とぎ対策や配線などの安全対策の他に、留守しがちな一人暮らしならではの注意点もしっかりチェックしましょう。
リンク: 一人暮らし! マンションで上手に猫を飼うには | マイナビニュース
陽が差し込む部屋の一番良い場所に猫が落ち着ける空間を作ってあげましょう。また、高い所を好むので本棚やタンスのレイアウトを組み合わせて段差のあるスペース作ってあげるのもいいですね。
14平方メートルの収納なしワンルームで、愛猫とシンプルに快適に暮らす一人暮らしの女性のお部屋のご紹介です。狭くてもスッキリ暮らせる工夫がいっぱいで、とても参考になります。
最後に、飼う前にもう一度考えて欲しいこと
■猫を飼うと、こんな大変なことがありますただ飼いたいという気持ちだけで飼い始めるのは絶対にやめてください。毎日のごはん、掃除、健康管理など、飼い主の責任をきちんと果たせますか?自分の生活を犠牲にして猫に時間を作れますか?ペットを飼ったことがない人は是非記事を読んで考えてみてください。
一人暮らしは収入も一人分。そこから猫の飼育代や病院代を出せますか?ペット総研のアンケート結果によると、猫に1年間にかかる費用は約6万円超。それ以外にもエアコンや空気清浄機などによる電気代や、猫によっては莫大な医療費がかかることもあります。
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