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コラボ企画!本当に美しくなるオンナの肉体改造論 美しい体脂肪・醜い贅肉(2ページ目)

「本当に女性らしい美しさを手にするためには?」というテーマで、ビューティ系5サイトでコラボ企画を実施!ウエストサイズを死守しつつ、バストやヒップのサイズアップをする方法を伝授します!

執筆者:河口 哲也

女性の美と健康に必要!体脂肪の働きとは?

体脂肪
体脂肪を減らそうとし過ぎると、太りやすくなる?!
前のページで書いたとおり、体脂肪は女性の健康と美容に欠かせないものです。その理由は、以下の通りです。

■その1:“美の源”女性ホルモンの分泌を正常に保つ

美容と健康上、女性が体脂肪を減らしすぎない方がいいもっとも大きな理由は、女性の場合体脂肪が「月経の発現や性機能を正常に保つために重要な役割を果たしている」ということにあります。

というのは、女性の生殖や正常な月経の調節にはエストロゲンなどの女性ホルモンが関わっており、実はこのエストロゲンの量の調節に体脂肪が関わっているのです。

「美しい姿勢・歩き方」長坂さんの記事:『“美の源”女性ホルモンを制す!』にもある通り、エストロゲンは美と健康の源。エストロゲン分泌に悪影響を与えるようなダイエットは、健康の面だけではなく、美容の面からも決しておすすめできません。

ちなみに体脂肪率を10パーセント以下に落とした新体操やマラソンなどのトップアスリート(女性)に対する調査では、調査対象者のほぼ全員が何らかの月経異常を持っていたなどとの報告もあります。



■その2:筋肉が減るのを防ぐ働き

体脂肪が備蓄エネルギーであることはよく知られています。すなわち体がエネルギー不足に陥ったとき、体脂肪を分解して足りないエネルギーの一部を補うということです。

ところが備蓄エネルギーは体脂肪だけではなく、実は筋肉などのたんぱく質も緊急時には分解されエネルギーとなります。この筋肉が分解される条件は「体脂肪が十分にない」ことで、すなわち、痩せているのになお痩せようとすると筋肉が分解され減っていくことになるのです。

『目指すは太りにくいカラダ!』でも書いたとおり、筋肉の減少は痩せにくい身体を作ります。つまり、体脂肪をむやみに減らそうとすると、逆に太りやすくなってしまうということです。


■その3:“冷え”の予防
脚
少なすぎる体脂肪で下半身デブ?!


人間が健康に生きていくためには、常に体内の温度を一定(36度前後)に保っていなければなりません。そのために重要な役割を果たしているのがカラダの表面を覆っている皮下脂肪。これが十分にない人は、ある人に比べ外気温から影響が強くなり、より体温調整が難しくなります。

ご存知の通り、冷え症や冷え性からくる血行不良、むくみは、これまた女性が嫌うセルライトの原因にも繋がってしまいます。


以上のように、体脂肪を憎み、「とにかく減らそう!」という行為は、女性の健康と美しさに多大な悪影響を及ぼすのです。

次のページでは、男性の好む女性の体型と、女性らしいボディラインを作る方法論についてです!


All Aboutビューティチームコラボ企画!
【本当に美しくなるオンナの肉体改造論】

「美しい姿勢・歩き方」長坂さんの記事:『“美の源”女性ホルモンを制す!』

「ボディケア」柏木さんの記事:『巨乳になるぞプロジェクト』

「アロマテラピー」中野さんの記事:『魅力的なバスト&ヒップメイク』

「サプリメント・健康食品」マリーさんの記事:『女性ホルモンをサプリで守る!』
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