次にそれらやりたいことのリストから、どうしてもやりたいことを10程度絞って(人によってはどうしてもやりたいことが100以上あるかもしれませんが、それはそれでかまいません)一つづつに達成したいと思う順番で順位をつけます。すなわち優先順位をつけるのです。
そして、ダイエットより優先順位が高いものを達成しようとする行動と、ダイエットのための行動が同時に行えないような状況に直面したときは、常にダイエットより優先順位が高い目的のための行動を行うと決めておくのです。
そうすることで、ダイエットのための行動を行うにあたって障害が生じた場合に、ダイエットのための行動をするべきか、やめるべきかという選択をストレスなく行うことができるようになり、ダイエット自体をやめてしまう最悪の事態は容易に回避できるようになります。
最後に、この優先順位をつける過程での一つの注意点を指摘しておきますが、もし、あなたの優先順位表で「ダイエットを行う」という目標が優先順位の1番目や2番目になった場合は、あなたの自身の様々な目標や、優先順位をもう一度見なおしてみてください。
なぜならダイエットは美しくなるため、健康になるため、若々しくあるため、自分に自信をつけるため、などのあくまでもさらに上の目標を目指すための一つのステップであって、人生の最優先事項になることは通常は起こり得ないことだからです。
また、ダイエット自体が目的化して人生の最優先事項になった状況を別名「摂食障害」といいます。ダイエット自体は決して悪いものではありませんが、それが最終的な目的になってしまっては何も得るものはありません。
ダイエットは自分が本当にやりたいことを達成するための単なる過程である。このことを理解するだけでも、きっとあなたのダイエットは今までより容易になるはずです。
永久ダイエット脱出作戦【四】「食事日記をつける」に続く…
~関連リンク~
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※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。