第4位:Apple製品
「iPhone 12」
また、同日にはiPadの新製品も2機種お披露目されました。第4世代となる「iPad Air」は最新のプロセッサを搭載し、デザインも上位機種のiPad Pro並みのオールスクリーンディスプレイになるなど大きな進化を遂げました。また、第8世代となる「iPad」はデザインこそ前世代と変化はありませんが、プロセッサをより高速なものにしたにもかかわらず、税別で3万4800円という価格に抑え、魅力が大幅にアップしました。
そして、10月14日にはiPhoneの新モデルが発表となりました。「iPhone 12」シリーズは、スクリーンサイズなどの違いから「iPhone 12 mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」の4種類がラインアップされ、iPhoneで初めて5Gに対応したのが特徴です。
その他にも11月11日には「Mac Book Air」や「Mac Book Pro」の新製品が発表されました。
毎年Appleは数々の新製品を発表していますが、2020年の新製品は大きな進化を遂げた魅力的な製品も多く、爆発的なヒットが見込まれます。
第3位:Go To Eat(トリキの錬金術、無限くら寿司)
くら寿司
このキャンペーンが始まるや否や、15時以降の食事のオンライン予約を行い、1000円以下の食事代金で済ませて差額を得る利用者が続出。特にオンライン予約で席のみを予約したうえで、鳥貴族で税抜298円の一品だけを注文し、複数の店舗をはしごしてポイントを稼ぐ方法がSNSを中心に広まったことから“トリキの錬金術”として話題になりました。
この本来の主旨とはかけ離れた利用に対して、主催元である農林水産省はキャンペーンの開始から1週間ほどして、ポイント獲得未満の利用は対象から外すと発表。「席のみの予約」に下限設定を設けたり、コース予約のみにしたりするなど、予約サイトを通じて飲食店側に適切な対応を求め、制度の欠陥の修正を余儀なくされました。
また、回転寿司チェーンがGo To Eatキャンペーンに参加すると、1000円の食事で1000円相当のポイントが返ってくると自社サイトでアピールしたことから、今度は回転寿司チェーンに利用者が殺到する事態を招きます。最初の利用の際には1人当たり1000円を支払う必要がありますが、次からはポイントで食事ができるようになり、実質無料で食事ができることからかなりの頻度でリピートする利用者が続出しました。
無限くら寿司のGo To Eatキャンペーン概要ポップ
Go To Eatキャンペーンのオンライン飲食店予約では、予算としては767億円を確保し、2021年1月31日までポイントを付与する予定でしたが、あっという間に予算が底を尽き、わずか1カ月半でキャンペーンは終了となりました。
第2位:PlayStation 5
PlayStation 5
PlayStation 5は発売開始と共に予約が殺到し、入手困難な状況が続いています。発売から1カ月以上経った現在でも予約の抽選販売が行われており、購入希望者に行き渡るまで品薄状態が続きそうです。
新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛が続く中、春先にはNintendo Switchやそのゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』が爆発的な売り上げを記録したように、“すごもり消費”のフォローを受けてPlayStation 5も大ヒット商品となっています。
>いよいよ最後のページでは2020年下半期のヒット番付1位を発表します! 果たして1位に輝いたのは? 次ページへお進み下さい!