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ウイスキー&バー/ウイスキー、おススメのこの一瓶

「ワールドウイスキー碧Ao 」は父の日のウイスキー

今年の父の日6月16日には、いま最も話題性のある「ワールドウイスキーAo」を贈らなければならない。世界のウイスキー業界に新風を巻き起こしている5大ウイスキーのブレンドである。そしてもうひとつ、“ザ・父の日ウイスキー”といえるブランドがある。2ページ目でそちらにも触れているのでご一読いただきたい。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

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いま最も話題性の高いワールドウイスキー「碧Ao」を贈ろう

 
ワールドウイスキー碧Ao

ワールドウイスキー碧Ao

母の日におすすめしたのがウイスキー樽で熟成させた梅酒、「山崎蒸溜所貯蔵 焙煎樽熟成梅酒」(『山崎蒸溜所焙煎樽梅酒/母の日に送りたい令和の酒』記事参照)だった。では、父の日プレゼントにふさわしい酒は、何か。
イチオシは、いま大きな注目を集めている「サントリーワールドウイスキー碧Ao 」(700ml・43%・¥5,000税別希望小売価格)である。話題性No.1といえるウイスキーだ。
なんたって、世界初の自社保有5大ウイスキー、日本の山崎、白州はもちろん、スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアンのウイスキーがブレンドされている。それが今年、平成から令和へと元号が変わる時期に発売されたんだからね。
どんなブレンドなのか、どんな味わいなのか。詳細は『「碧Ao」サントリーワールドウイスキー新発売』記事であらためてご確認いただきたいのだが、2019年、父の日に贈るウイスキーとして、これほどベストなものはないだろう。
お父さんと、ウイスキーの世界も大きく広がってきている、って話しながら飲み、そして世界情勢、世界平和について論じて、なんてことにまで発展しないかもしれないが、まあ楽しい時間を過ごしていただきたい。
 

お父さんたちはウイスキーの変遷を見つめながら飲んできた

 
5大ウイスキー・ブレンド碧

5大ウイスキー・ブレンド碧

もしあなたのお父さんが70歳くらいで長年のウイスキーファンであるならば、おそらくヤングだったときは「サントリーオールド」の水割り全盛だったはずだ。1970年代からずっとつづいた。そこから1984年に「シングルモルト山崎」が生まれ、1989年に日本の最高峰ブレンデッド「響」が世に出た。また80年代後半から90年代前半はバーボンウイスキーが人気でもあった。
21世紀に入るとモルトウイスキーに注目が集まる。「山崎」「白州」を中心にスコッチも加わってさまざまなブランドが飲まれるようになり、シングルモルトウイスキーがブームとなる。さて、ここからどうなるか、と見つめていたら、突如として「角」ハイボールが驚異的な浸透を見せ、ナショナル・ドリンクになった。
こうした時代の流れを経て、なんと5大ウイスキーをブレンドした「ワールドウイスキー碧Ao」が登場したのだ。お父さんがヤングだったときには想いもよらない世界に突入している。そんな感慨に浸りながら「碧Ao」を飲んでいただけたら嬉しい。
いつも述べていることだが、ウイスキー飲みは長生きしないといけない。50年くらいの間で、もの凄い変革が起きている。酒は20歳から。50年で70歳。80歳、90歳と長寿を誇れば、いろんな変革を見つめることができる。
さて、次ページを是非お読みいただきたい。実は、真に“ザ・父の日ウイスキー”といえるブランドがある。ソノラさんという人も称えながら飲まなくてはいけないウイスキーがあるのだ。その理由も述べているので、さあ、どうぞ。(次ページへつづく
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