チャーハンをパラパラにする方法!一番効果があったレシピは?
それでは「1.卵」「2.マヨネーズ」「3.バター」「4.油」を先にご飯と混ぜた場合、どれが最もパラパラになるでしょう。色々と試してみました。
チャーハンに使うご飯は、かためで、適度に水分が抜けた温かいものがいいです。例えば、炊飯ジャーに保温してある前の日のご飯がぴったりです。
冷やご飯や冷凍ご飯は電子レンジで温めて軽くほぐしてから使いましょう。冷たいご飯を固まったまま鍋に放り込んで、ヘラやお玉でつついてほぐすのはよくないやり方です。
それでは、具材と作り方をほぼ同じにして作って比較します。
パラパラチャーハンの材料(1人分)
パラパラチャーハンの作り方・手順
パラパラチャーハンの材料
1:ご飯、卵、ねぎ、ハム、調味料を用意する
調味料は、共通なのが塩、こしょう、オイスターソース(または醤油)。使っても使わなくてもいいのが、ニンニクとごま油。
ご飯は温かいものが良く、冷凍ご飯や冷やご飯なら、レンジで温めて軽くほぐしておく。
1.ご飯と卵を混ぜて、パラパラチャーハンを作る
2:卵とご飯を混ぜる
3:中華鍋を熱して油を入れ、具を炒める
※ここでおろしニンニクを少々加えると、風味が増す。
4:卵ご飯を入れて焼き炒めする
5:七分どおり火が通ったら、酒をふりかけて、味付けする
塩ひとつまみ、こしょう少々をふって炒め、オイスターソースを回し入れて炒める。
※最後にごま油を少量加えると、香りよく仕上がる。
6:お玉で皿に取る
7:卵混ぜチャーハン
一番パラパラなのがこの卵チャーハンで、箸ですくって食べるのは難しいほど。技要らずでパラパラになり、冷めてもパラパラ。作り方は最も簡単。
■デメリット
悪く言えばモソモソとした口当たりで、ご飯の一粒一粒がかたい感じがする。チャーハン全体が同じ味で同じ色あい。小さいお子さんは食べ散らかしてしまうかも。
2.ご飯とマヨネーズを混ぜてパラパラチャーハンを作る
8:ご飯とマヨネーズを混ぜて
9:油小さじ1で具を炒め、ご飯と卵を炒めて調味
ご飯を入れて炒めて寄せ、空いた場所に溶き卵を流し入れて軽く炒め、ご飯と炒め合わせる。
酒をふりかけてパラパラにし、塩少々とコショウで調味し、オイスターソースを回し入れて炒める。
10:マヨネーズ混ぜチャーハン
パラパラ度合いは卵に次いで2番目。ご飯にしっかりと下味がついているため、旨味が増し、冷めても味が良い。
■デメリット
使用するマヨネーズによって味が変わる。マヨネーズに塩味がついてる分、塩を加減する必要がある。旨味が増す分、食べ飽きることも考えられる。
3.ご飯とバターを混ぜてパラパラチャーハンを作る
11:温かいご飯とバター10gを混ぜる
12:油小さじ1で具を炒め、ご飯と卵を炒めて調味
酒をふり入れてパラパラにし、塩コショウ、オイスターソースで味付ける。
13:バター混ぜチャーハン
パラパラかどうか以前に、コクがあって風味が良く、とても美味しい。パラパラというよりもホクホク。ご飯をバターで炒めると焦げやすいのだが、このやり方なら大丈夫そう。
■デメリット
有塩バター使用なら、塩味を加減しないといけない。バターが固形なため、ご飯と混ぜる時に、若干の時間を要する。
4.ご飯と油を混ぜてパラパラチャーハンを作る
14:ご飯に油大さじ1/2を混ぜる
15:ねぎとハムを炒めてご飯を炒め、卵と炒め合わせて調味
酒をふりかけてパラパラにし、塩コショウし、最後にオイスターソースを加えて炒め合わせる。
16:油混ぜチャーハン
パラパラ度合いは中くらいで、お玉ですくって皿に盛ると綺麗なお椀型になる。油を混ぜると、パラパラになるというよりも、鍋にくっつきづらくなるように感じる。
■デメリット
油が付着するボウルを増やすだけでメリットは感じられない。
結論
17:4種+ココナッツオイル混ぜを作って比較
一番風味良く美味しく感じたのは、バター混ぜチャーハン。
ココナッツオイルを混ぜたものは、独特な香りと味がするので、好き嫌いが分かれそう。油とココナッツオイルは、混ぜなくても、それで炒めたら同じかも。
ただし、少し作り方を変えて、油を混ぜたご飯を、最初にしっかりと焼いて、うっすら焦げ目をつけて炒めると香ばしくて美味。
ガイドのワンポイントアドバイス
チャーハンはパラパラが好きって人もいれば、そうではなくて、ほっこりふっくらのチャーハンが好きって人もいます。くっつき癖の無いフライパンや中華鍋を使って、温かいかためのご飯で作れば、誰にでも美味しいチャーハンが作れます。何が何でもパラパラにしたいのなら、タイ米を使うのも一案です。あと、2度炒めすると(冷めたらもう一度炒めるということ)パラパラになりますが、水分を補ってあげないとパサパサになります。