たるみやくすみを引き起こす「糖化」
肌が黄色くくすんでいないかチェックして
肌のハリや透明感を奪い、老化へと導いてしまうのが糖化です。糖化とは、私たちの体内にあるタンパク質と糖が結びついて、「糖化生成物(AGEs)」という物質が作られることをいいます。たとえば、パンを焼いたときに表面が茶色く焦げて固くなったることです。
糖化生成物は褐色なので、糖化がすすむと肌を黄色くくすんだ色に見せて、老けた印象を与えてしまいます。さらに、肌の弾力を担っているバネを固めてしまって、柔軟性を奪ってしまうことに。
あなたは大丈夫? 肌の糖化チェック!
気がつかないうちに進行する糖化
□ 肌色が黄色くなったような気がする
□ 肌にハリや弾力がない
□ たるみ、シワが目立つ
□ 肌がごわつき、乾燥する
□ 甘いもの、揚げ物が大好き
糖化は自然な老化現象
私たちの体内で糖化によってできた糖化生成物(AGEs)は、そのまま体内に蓄積されていきます。そして一度できてしまうと分解されずに、蓄積され続けてしまうのです。肌のターンオーバーが正常ならば外に押し出されますが、年齢とともに新陳代謝は鈍くなる結果、肌は徐々にハリがなくなり、くすみが出てくるので、糖化はゆっくりと進行する自然な老化現象なのです。
糖化を遅らせるにはどうすればいい?
無理なくできる運動を続けることが大事
肌の老化の原因となる酸化と糖化、どちらも日常生活の意識で改善できることはありそうですね。毎日の肌のお手入れはもちろん、バランスのよい食事や適度な運動も意識しながら、いつまでも若々しい肌を保ちたいですね。