頭皮のにおいは皮脂の酸化が原因
頭皮のにおいには、皮脂が深く関係しているといわれています。シャンプーの洗い残しや髪を生乾きのまま放置することで、頭皮に残った皮脂が雑菌と混じって酸化し、いやなにおいを放出するのです。そもそも頭皮は、ベタつきがちな顔のTゾーンよりも皮脂が分泌される場所。思っている以上に皮脂がたっぷり張り付いており、油断するとすぐに酸化してしまいます。
においを防止するには、基本をしっかり守ってケアすることが重要です。頭皮をキチンと洗い、キチンと流し、キチンと乾かす。その中でも特に注力していただきたいのは「キチンと流す」工程です。
シャワーヘッドを変えて、においをケア
シャワーヘッド次第でいい香りがキープできる
前述の通り、シャンプーやコンディショナーが頭皮に残ったまま乾くことで、皮脂が酸化し、いやなにおいになってしまうことがあるからです。サロンでは洗髪前後に、専用のシャワーでしっかり流してくれますよね。だからこそコンディショナーやトリートメントの効果がより引き出され、いい状態が保てるのです。
そこでおすすめなのが、自宅のシャワーヘッドを変えること。余分な皮脂やシャンプーをしっかり落とせるシャワーヘッドで、毎日サロン帰りのようないい香りで過ごせます。最近は施工業者に頼まなくても自分で簡単にできるうえ、頭皮や髪、肌にも嬉しい性能つきのシャワーヘッドがたくさん発売されています。今回は、おすすめのシャワーヘッドベスト3を紹介します!
第3位 美容水シャワーヘッド・オーブル/株式会社MTG
「マイクロバブル」と呼ばれる微細な泡を発生させるオーブルは、泡のチカラで頭皮の汚れをクリアにしてくれる優れもの。通常の泡の大きさは1000μm以上といわれていますが、マイクロバブルは50μm(0.05ミリメートル)前後の小さな泡で、頭皮の細かな部分までスッキリと洗い流してくれます。水がとても柔らかくなり、頭皮だけではなく体や顔の肌も気持ちよく洗い上げることができますよ。
第2位 Sody ソディ シャワーヘッド/株式会社メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ
ソディもマイクロバブルを発生させるシャワーヘッドです。専用の『炭酸美肌タブレット』をセットすることでシュワシュワの炭酸泡に変化。炭酸シャワーとマイクロバブルのWトリートメントが可能です。タブレットには美容成分が配合されており、心地よい香り成分もIN。シャワータイムがスパのように楽しめます。
第1位 WATERCOUTURE<ウォータークチュール>/三菱レイヨン・クリンスイ
ウォータークチュールは、水道水を「軟水化」するシャワーヘッドです。
通常、水道水にはカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの硬度成分が多く含まれています。これらの成分が付着・浸透したままでは頭皮や毛穴まできちんと洗浄できません。
ウォータークチュールはそれらの成分を低減し、残留塩素もしっかり除去。浄水器で有名な三菱レイヨン・クリンスイが開発しているのもポイントです。
意外と周囲に気づかれやすい頭皮のにおい
頭皮のにおいは近づかないと感じませんが、逆にいえば至近距離で接する人、例えば家族やパートナーにはしっかり気づかれているということです。また、満員電車や密室のエレベーター内など、人が密集した空間でもにおってしまうことがあります。「におう人」なんて思われて嬉しい女性はいないですよね。頭皮のにおいが気になる方は、ぜひシャワーヘッドを変えてみてくださいね。