肌の老化を加速させるのは紫外線だけじゃなかった!
「光老化」は、予防できる老化と言われています
2016年のUVケアは「ブルーライト・近赤外線・大気汚染物質」が鍵
プロテクト力は最高値でテクスチャーもいいのであれば、正直これ以上進化しようがないのですが、一歩先いく研究者の着眼点は違いました! それは、「肌の敵は紫外線だけではない」という新事実。2016年、キーワードとなったのは、「ブルーライト」「近赤外線」「大気汚染物質」の3つ。大気汚染は、タバコの煙やPM2.5など有害物質であることがお分かりだと思いますが、ブルーライトと近赤外線は紫外線と同じ光のこと。ちなみに、太陽は紫外線から可視光線、赤外線までのさまざまな波長の光を放っています。地球表面には5%の紫外線、40%の可視光線、55%の紫外線が届いています。紫外線と赤外線は肉眼で見えませんが、可視光線は人間の視力で捉えることができる波長の光。ブルーライトはこの可視光線の中に含まれます。今回キーワードとなったこれら3つのものは何となく肌によくなさそうだというのは薄々と感じていましたが、その感覚はやはり間違っていませんでした。
次のページで、3つのキーワードが肌に及ぼす影響をご説明します。