「エキナセア」の効果とは? 肌にも使える、免疫力を高めるハーブ
風邪が増える冬のシーズン
エキナセアは、北米の先住民が最も大切にし、風邪や伝染病、傷の治療等に使用したと言われています。19世紀末にヨーロッパに紹介され、戦後はドイツを中心に多くの研究が進められて、免疫賦活作用、抗ウィルス作用などの有効性、安全性が確認されています。
風邪やインフルエンザ以外にもヘルペスやカンジタ症、膀胱炎、花粉症の予防にも有効です。また、抗炎症、抗菌作用もあり、にきびなどにも効果を発揮するなど、エキナセアは大変パワフルな植物の力を持っています。
禁忌としては、自己免疫疾患などの疾患や、キク科アレルギーの人に注意が必要。心身が弱るとメンタルが弱るように、両方のケアが不可欠。その時に植物療法はぴったりなのです。
「エキナセア」をセルフケアで取り入れるには?
左からアルジタル、DTW、ニールズヤード
■エキナセアのハーブクリーム
写真一番左のチューブはエキナセアの消炎、抗菌作用により、ニキビのケアに最適な、イタリア初のオーガニックコスメブランド、アルジタルのハーブクリームです。赤みのあるちょっと痛いニキビの上にこんもりのせておくと、次の日には赤みがひいて小さくなっています。私は生理前ににきびができやすい体質なので、このハーブクリームにすごく救われてきました。今でもニキビができると登場する、なくてはならない1本です。
■エキナセアのフラワーエッセンス
真ん中は、DTWフラワーエッセンスのエキナセアです。こちらはメンタルに働きかけるお花のエッセンスです。このエキナセアは、免疫力維持という意味ではハーブと一緒なのですが、ストレス等によって体調を崩しやすい時や、言い訳が多くなってしまって、過剰に物事に反映してしまっている時などに飲みます。
マイナスに働く感情をプラスに導く。それがフラワーエッセンスの素晴らしいところ。免疫力が低下すると、どうしてもメンタルも元気がなくなってしまう。そんな時にプラスしたいアイテムです。
水に3.4滴たらして飲みます。ペットボトルに入れて10回ほど振ってから、数回に分けて飲むのもおすすめです。
■エキナセアのハーブティー
そして、一番右はニールズヤードのハーブティー、エキナセア。身体の免疫力を高めて、風邪やインフルエンザに備えたい。日常的に飲んでケアをするのにぴったりのハーブ。やがてやってくる花粉症の予防にもなるので、冬から飲んでおくと少し症状が和らぎます。お子さんにも飲めますが、飲みにくいという場合は少し蜂蜜などをいれると飲みやすくなるのでおすすめです。
このように、エキナセアひとつとってもいろいろな形で取り入れる事ができるので、ライフスタイルに合わせてケアできるのが植物療法の魅力。ぜひお試ししてみてくださいね。
※飲食物および健康食品による民間療法は、個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して、体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。
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