<目次>
お腹のエクササイズ! 腸内環境を整えよう
栄養のバランスを考えた食事内容が、美腹には大切です
(※セロトニン:心臓機能や代謝、呼吸などを管理する自立神経を調節し、心身ともにヘルシーな状態に保ってくれるホルモンであり、日光にあたった時間によって分泌量が調整される)
しかもこのセロトニンは、最近の研究結果から、「セロトニン」の9割以上は、『脳』ではなく『腸』から出ていることが判明したのです。心の働きをコントロールする「セロトニン」は、脳内の神経伝達物質の1つとして知られていますが、実はその95パーセントは腸の蠕動とともに分泌されています。「腸が蠕動する→セロトニンが分泌される→心が安定する」。つまり、腸の動きが不安定になるとストレスが溜まり、暴飲暴食やウツへ発展するとまで考えられています。
簡単にセロトニンを分泌させるには?
■お腹を温め、腸を温める腸は熱を持つと幸せを感じて「セロトニンをだそう!」と脳に伝達します。普段から温かい飲み物を飲んで身体を温める食事をすることは、身体にとっても精神を安定させるためにも大事なコトなのです。
■ 『偏食』はセロトニン分泌を妨げる
同じものばかり食べていると、体温調整がスムーズに行えなくなり、腸が脳にセロトニン分泌指令を出さないため、暴飲暴食傾向になると言われています。
■『腹筋』を鍛えて熱を作る
腹筋が低下すると、脂肪が増えて逆にお腹は冷えてしまいます。筋力は熱を作ってくれますし、腹圧を高めると便秘解消にも効果的です。
便秘解消にオススメ!朝からお腹ペッタンコエクササイズ
このエクササイズは、腸の動きをよくするので便秘解消に効果的です。今回はスモールボールを脚の間に挟んで動作するので、お尻から太もも、骨盤周辺の深層筋まで鍛えるので骨盤のゆがみ改善、腰痛改善、ポッコリお腹の解消効果が期待出来ます。週3回~4回の実践で、全身のラインが変わってきますから積極的にトライしてみて下さい。
1.床に仰向けになります。両手は床に下ろし、両足にスモールボール(クッション等)を挟み膝を立てます。
動作1
動作2
動作3
寝る前のお腹ペッタンコエクササイズ……食いしん坊、腰痛持ちにも!
このエクササイズは、腰痛改善に効果があります。腰痛になる主な原因は、腹筋力の低下が挙げられます。膝を真横に倒し、腹横筋という筋肉のベルトを作ることで腰痛は改善され、ポッコリしていたお腹もスッキリしてきます。さらに、ねじる動作で消化不良も解消するので、食べ過ぎた日の夜はじっくり動作して、お腹の動きを良くしてみてください。ただし、食事後2時間は空けてください。
1.床に仰向けになり膝にスモールボール等を挟みます。両手を肩の高さに伸ばし、かかとを膝の高さまで引き上げます。
動作1
動作2
動作3
お腹のエクササイズを習慣にしよう!
このエクササイズは、骨盤底筋群の筋力アップに効果的です。お尻を持ち上げる時は、骨盤底筋(会陰部付近)を優しく閉めて動作して下さい。骨盤のゆがみの改善や、生理痛や尿漏れなど女性の悩みを改善してくれます。もちろん、お尻を持ち上げる動作時に、みぞおちから恥骨まで位置する腹直筋を鍛えるので、お腹にうっすら筋肉の割れ目ができるほどお腹の引き締め効果は抜群です。動作中はお尻がバタン!と落ちないように、ゆっくり動作して下さい。1.床に仰向けになり、膝にスモールボール等を挟みます。かかとを床から離します。
動作1
動作2
動作3
【関連記事】