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ウイスキー&バー/ウイスキー、おススメのこの一瓶

トリス<クラシック>新発売/すっきり軽快ウイスキー

「ピンときたのでいいんですよ」のCMがなかなかいい9月15日に発売された「トリス<クラシック>」。しなやかな水彩画を想わせる透明感あふれる味わいは料理を選ばない。ロック、ハイボールでどうぞ。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

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CMの空気感同様の誰もが親しめる飲み口

トリス

トリス<クラシック>

将棋にたとえるならば「角瓶」が飛車で、「トリス」が角か。いや。「角瓶」が銀で、「トリス」が飛車か。
1937年発売の「角瓶」。1946年発売の「トリス」。長年にわたりジャパニーズウイスキーを支えつづけてきたふたつのウイスキーの位置づけを想像するのはなかなかに楽しい。何かの機会に将棋や楽器、スポーツのポジションなどさまざまにたとえて語ってみたいのだが、長くなるので今回はストレートに先月9月15日に新発売された「トリス<クラシック>」を紹介する。
「トリス」の歴史やCMに関しては過去の記事『日本を元気にするトリス<エクストラ>』と、もうひとつ『ハイボールのためのトリス<エクストラ>』をお読みいただきたい。

近年のトリスブランドは角ハイボールに次ぐ新たなスタンダードとして、トリスハイボールが好評で、ハイボール市場拡大に貢献している。「トリスハイボール缶」も家庭でのハイボール普及の一翼を担い、いまもなお大きな成長をつづけているブランドである。
そして2015年9月、ハイボール人気とともに伸張をつづけているウイスキー市場をより活性化させるために、自宅で気軽に味わえるウイスキー「トリス<クラシック>」が発売された。
すでにCMをご覧になられた方もいらっしゃるのではなかろうか。俳優の東出昌大と柄本明のふたりがいい味を出している。
仕事帰りの様子の東出がTORYS BARのカウンター席に着く。バー・デビューなのだろうか、ちょっとどぎまぎした様子で「最初に、これ飲んどけって、ありますか」とバーテンダーの柄本に訊ねる。柄本の返しが実に自然でいい。「ピンときたのでいいんですよ」。どうしようかと悩む東出にアンクルトリスが「恋といっしょ」と声をかける。「じゃあ、これで」となり、東出は「トリス<クラシック>」のオン・ザ・ロックを飲む。
東出、柄本の掛け合いも含めて、すべてが軽快な演出で、構えることなくウイスキーに親しんでいく姿を嫌味なく描いている。味わいもこの軽やかなCMそのものだ。

水彩画のような透明感で料理を選ばない

アルコール度数37%でとても飲みやすい。透明感のある水彩画を想わせる。爽やかともいえる甘い香りと、しなやかな濃淡の色調を抱いた味わい。ロックももちろんいいが、ハイボールにすればさらに爽やかな透明感にあふれる。すっきりとした飲み口は料理を選ばない。食中酒として是非どうぞとおすすめする。

「トリス<クラシック>」
700ml/37%/¥900
(180ml/¥285・2,700ml/¥3,110・4,000ml/¥4,430 *価格はすべて税別希望小売価格)
トリスブランドの歴史・資産を受け継いだ新シリーズ。ハイボールはもちろん、オン・ザ・ロック、水割りなど幅広い飲み方を愉しめる味わい。
<香味の特長>
やさしい甘い香りと、丸みのあるなめらかな味わいが特長。少量のシェリー樽原酒がアクセントとなり、軽快さのなかに厚みを感じさせる味わいに仕上がっている。

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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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