幹細胞コスメの進化から、目が離せない!
医療分野でも研究が続けられている幹細胞。幹細胞とは、分裂して自分のコピーを生み出す機能「自己複製能」と、自分とは異なるさまざまな細胞を生み出す機能「多分化能」を持つ細胞。生体内の各組織にあり、特定の細胞に分化する能力を持つ「体性幹細胞」のうち、再生医療でも応用が進む「脂肪幹細胞」「骨髄幹細胞」が、化粧品でも注目の的。キーワードは「脂肪幹細胞」
何があってもヘコたれない肌へ
専門の研究機関を設け、幹細胞研究に余念のないロート製薬から、新たな美の可能性が! それが「脂肪幹細胞」。体性幹細胞のひとつであり、その優れた分化能力から再生医療の実用化が進んでいる脂肪幹細胞。さまざまなたんぱく質、酵素、成長因子を出すその多様な働きに加え、ロート製薬では、線維芽細胞と同等のコラーゲン産生能力を確認した。ここに着目して開発されたのが「ステムSコンプレックス」。創傷部位を感知して移動→修復、という脂肪幹細胞の遊走を高め、さらに増殖させることで、コラーゲンを再生させ、かつてないハリ肌をかなえる。ステムサイエンス
ステムサイエンス (左から)ローション 150ml 1万5,000円、エマルジョン 45g 1万5000円、リフトクリーム 45g 3万3000円/ロート製薬
幹細胞研究の集大成!
肌の根底からエイジングケア
10年以上にわたり「母細胞(幹細胞)」研究に取り組んだカバーマークは、今回、骨髄幹細胞誘導技術の新知見を応用。加齢と共に機能が低下し、その数も減っていく母細胞。すると、新しい細胞を順調に生み出せなくなり、肌の代謝リズムが乱れエイジングの原因にも。そこで見いだされたのが、キー成分である「クスノハガシワエキス」。さらに母細胞の衰えを防ぐ「ヒメフウロエキス」の働きにも着目。これら成分が母細胞を増やし、衰えを防ぐことで良循環を育み、密度と立体化を出して肌全体を底上げする。セルアドバンスト
次は、まったく新しいお手入れ提案のご紹介です。