じゃがいもの漬物レシピ……「じゃが漬け」生活十日間の記録
家庭菜園でじゃがいもを栽培したら、大きいのに混ざって、コロコロの小さなじゃがいもがたくさん採れました。その小さいじゃがいもを利用して、ぬか床ならぬじゃが床を作る方法を、農家の友人「せっちゃん」に教わりました。とても簡単でおいしくできたので、皆さんにも紹介します。それでは、じゃがいも100gで、じゃが漬け生活はじめます!
野菜のじゃがいも漬けの材料(2~3人分)
野菜のじゃがいも漬けの作り方・手順
じゃが床を作って野菜を漬ける
1:じゃがいもを洗う
新じゃがをよく洗う。
2:柔らかくなるまで加熱して叩きつぶす
蒸し器で蒸すか、電子レンジで加熱するかして柔らかくし、密閉袋に入れ、上からすりこ木で叩いてつぶす。
袋の下にタオルを敷きましょう3:砂糖と塩を加えて混ぜる
じゃがいもが熱いうちに、砂糖と塩を加え、袋の上から手でもんで混ぜる。
4:冷めたら赤唐辛子を入れ、野菜を漬け込む
じゃが床が室温ぐらいに冷めたら、種を取り除いた赤唐辛子を入れ、半分に切ったきゅうりと、皮をむいたにんじんを漬け込み、冷蔵庫で半日から一晩漬ける。
にんじんは、太ければ縦に半分か四半分に切ります5:取り出す
画像は、じゃが床に一晩漬けた後、取り出したきゅうりとにんじん。
次の野菜(ナス)を準備する6:さっと洗って切る
さっと洗って、お好みの厚さに切る。
7:2回目はナス
ナスにはミョウバン少々をこすりつけてから、じゃが床に1日ほど漬け込む。
写真は23時間漬け込んで取り出したナス8:1日後、ナスのじゃがいも漬けの完成
ヘタを切り落としてお好みの厚さに切る。
9:3回目はもう一度きゅうりとにんじん
3回目はきゅうりとにんじんを1回目と同様に漬け込む。
じゃがいも床の味が薄くなっているので、漬け込む時間は長めに10:丸1日(24時間)漬けたきゅうりとにんじん
丸1日漬けたきゅうりとにんじんは、1回目のものよりも味が柔らかい。
11:4回目は大根
大根12cmぐらいを縦に4つ割りにして、1日半~2日間漬け込む。
12:1日半~2日間漬けた大根
2日間漬けてできあがった、大根のじゃがいも漬け。
13:5回目は床を煮詰めて漬ける
水分がだいぶ多くなったので、じゃが床を鍋に移してどろどろに煮詰めてポリ袋にあける。冷めたらきゅうりとにんじんを漬ける。
14:1日漬けたきゅうりとにんじん
5回目、丸1日漬けた、きゅうりとにんじんのじゃがいも漬け。
この後、6回目は漬け床に分量外の塩を2つまみ足して、大根を漬け込む15:6回目の大根のじゃがいも漬け
画像は1日半漬けたもので、大根の辛味がほどよく残っていて、爽やかであっさりとしていて美味。
16:7回目、最後は西瓜の皮
じゃが床はかなり少なくなっているので、そろそろ〆。西瓜の皮は5cm幅に切り、赤い部分は少しだけ残して削り落とし、緑色の部分をむき、分量外の塩をまぶしつけてから漬ける。
西瓜の皮にじゃが床をまぶす感じで漬ける17:西瓜の皮のじゃがいも漬け完成!
1日後、ほんのり甘くてサクサクとした、西瓜の皮のじゃがいも漬けのできあがり。
ガイドのワンポイントアドバイス
じゃがいも100gで作った漬け床に、7回漬けて10日間ほど、美味しいじゃが漬けを楽しむことができました。じゃが床は糠床と違って、毎日かき混ぜる手間が要らないので、一人暮らしの方でも作りやすいかと思います。なお、所要時間はじゃが床作りに要する時間です。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。