手荒れひび割れのケアに!
薬を塗る前に試してほしいハーブのちから
冬になると親指のひび割れにガイド自身が悩まされます。そんな時に活用しているハーブ浸出油とハンドクリームの紹介です
薬に頼る前に、おうちで自分で何かできるハンドケアはないか?と毎年悩んでいる方も多いのではないかと思います。今回は毎年手荒れに悩む方に、ガイド自身が実生活で役立てている「薬を塗る前に1度試してほしいハーブ&アロマケア」を紹介します。
冬になったら仕込んでおきたい手荒れに役立つハーブの浸出油
ハーブの浸出油には浸した植物の薬理効果が浸け込んだ植物油に染み出てくるのでハーブの薬理効果が活用できる方法です
<カレンデュラとジャーマンカモミールの浸出油の作り方>
空き瓶にドライハーブを詰めて植物油を浸して約2週間。そのまま塗布しても使えます。
・カレンデュラのドライハーブ
・ジャーマンカモミールのドライハーブ
・空き瓶
・ホホバオイルなどの植物油
(1)カレンデュラとジャーマンカモミールのドライハーブを1:1の割合で空き瓶に詰める。※好みや使用したい効果効能により割合をアレンジしてください。
(2)ホホバ油(好みの植物油でOK)を、ドライハーブがひたひたになるまで注ぐ。
(3)常温で2週間置けば出来上がり!
■使い方
コロコロ転がして塗布できる手が汚れないロールオンボトルはオイルを持ち歩くのにとても便利です
カレンデュラとジャーマンカモミールの効果効能
では手荒れやひび割れかゆみなど、冬の乾燥肌トラブルに役立つカレンデュラとジャーマンカモミールの効果効能について説明します。別名 キンセンカ、マリーゴールドの名前でも知られる植物です
学名 Calendula officinalis
科名 キク科
和名 キンセンカ、マリーゴールド
キンセンカやマリーゴールドと言えば馴染ある方も多いと思います。オレンジ色の鮮やかな花びらは昔から肌の炎症を抑えるのに重宝されてた植物です。学名に「officinalis=薬用の」という意味の言葉が付けられていることからも、薬理効果に優れた植物であることが理解できます。外用した場合の創傷治癒力に定評があり、外相、しもやけ、火傷、湿疹、たこ、いぼなどにも効果的だと記されています。肌に優しく抗炎症作用にすぐれていることから赤ちゃんのおむつかぶれや、使われている植物です。
小さくて可愛らしい身体には抗炎症作用に優れた薬理効果がたっぷり詰まった植物です
学名 Matricaria recutita
科名 キク科
別名 カミツレ、カモマイル
りんごのような甘い香りが特徴のジャーマンカモミール。精油はとても主張が強いので初心者やおうちでのケアでは、ドライハーブやハーブティー、芳香蒸留水での使用がおすすめです。抗炎症作用にとても優れていて、外用として、肌荒れ、かゆみ、やけどのケアに昔から使われていた植物です。カモミールは一般的にローマンカモミールとジャーマンカモミールの両方が使われています。属が違いますが、どちらも同様に使われていることが多いですが、それぞれ得意不得意もあるので、効果効能に関しては両方チェックすることをおすすめします。外用として、「抗炎症」という点ではジャーマンカモミールの方が優れているので、手荒れひび割れなどの、肌トラブルにはジャーマンカモミールを浸出しています。
>次のページでは「ハーブの薬理効果が嬉しい手荒れひび割れの方必見のハンドクリーム」を紹介します