リーダーシップ/リーダーシップの基本知識

自分をリードする戦略ツール、手帳活用法(2ページ目)

アプリを使って携帯でスケジュール管理する人も多いかと思いますが、デジタル時代においても手帳はビジネスパーソン必携のアイテム。上手に使いこなせば「自分をリード」する最強の戦略ツールに様変わりします。その使い方からコツの解説までポイントを整理しました。

藤田 聰

執筆者:藤田 聰

キャリアプラン・リーダーシップガイド


4.モチベーションを維持する機能

手帳をうまく使いこなしている人は仕事ができる

手帳をうまく使いこなしている人は仕事ができる

何をするにしても、やる気の差で結果は変わります。やる気を高める一つの方法として、ビジョン(中長期的な在りたい姿や目的地)を明文化して、絶えずそれを見ることです。

また、自分のメンター(師匠)などの言葉をメモすることでモチベーションが上がることがあります。やる気を高める座右の銘や好きな言葉を書き込んでおくとよいかもしれません。

5.大事なことやアイデアなどを記録する機能

メモを取り、記録に残すことは大事です。議事録等のフォーマルなものはPCで作成し、デジタル管理すればいいですが、降って湧いて出たアイデア等、メモにする習慣を付けるとよいでしょう。

一日を振り返り、内省する意味で日記をつけることもありです。手帳にもよりますが、書くスペースがある大きいものが適しています。

6.連絡先や認証情報等を管理する機能

デジタルデータで管理することが基本ですが、バックアップとして、重要なデータは一覧にするなどして管理することをおすすめします。また、個人情報が厳しい時代、IDやPWの認証データを忘れることも多いので、手帳に書き込んでおくとよいでしょう。

以上が手帳の機能の主なものです。1年間を終える頃、手帳のスケジュールやメモ等の書き込みを見れば、充実した1年だったかどうかがわかるものです。

ガイドのお薦め手帳としては上記の機能をほぼカバーしているジブン手帳は使いやすく洗練された手帳です。また、薄くてシンプルなものとしては、ガイドが長年愛用している生産性出版のパーソナルはおすすめです。



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