キュッとかわいい形にしてあげた黒豆入りきんとんの茶巾
おせちに欠かせない栗きんとんと黒豆。栗きんとんは黄金色の色合いから豊かさを、黒豆は「まめまめしく」働けるように、と願って食べられています。どっちも甘くて、おやつのような味わいなので、おせちの中でも人気の高い品です。とはいえ、栗きんとんはべっとりとしているから、お重に入ったものを、お皿に取り分けるときがちょっと大変です。そこで、キュッとかわいい茶巾の形にしてあげて、黒豆も一緒に飾り入れてあげましょう。取り分けも簡単だし見た目もグッとよくなります。一度にふたつの祝い肴が食べられて、お得がいっぱいのおせちです。
黒豆入りきんとんの茶巾の材料(さつまいも2本分)
黒豆入りきんとんの茶巾の作り方・手順
黒豆入りきんとん
1:さつまいもをゆでる
さつまいもの両端を切り落とし、皮のまま5-8cmの輪切りにします。
鍋にさつまいも、かぶるくらいの水、くちなしの実をいれたら、火にかけます。沸騰寸前くらいで火を弱めの中火にして、柔らかくなるまで10分ほど煮ます。
皮付近は栄養が多いので、皮をつけたままゆでています。皮をむいてからゆでてもOKです。鍋にさつまいも、かぶるくらいの水、くちなしの実をいれたら、火にかけます。沸騰寸前くらいで火を弱めの中火にして、柔らかくなるまで10分ほど煮ます。
2:さつまいもを裏ごしする
竹串がスッとささるくらい柔らかくゆでたら、ざるに開け、熱いうちに皮をむいて裏ごしします。
3:練る
小鍋に裏ごししたさつまいも、きび砂糖、みりん、甘露煮の汁、塩を加えて弱火にかけます。
焦がさないように木べらで練り混ぜ、鍋を火からおろします。
べとつきますが、冷めると固まります。焦がさないように木べらで練り混ぜ、鍋を火からおろします。
4:成形する
栗の甘露煮をお好みで一口大の大きさに切っておきます。
きんとんが触れるくらいまで冷めたら、ラップにスプーン一杯分のきんとん、黒3-4個、切った甘露煮2個を包んで、茶巾の形に成形します。
きんとんが触れるくらいまで冷めたら、ラップにスプーン一杯分のきんとん、黒3-4個、切った甘露煮2個を包んで、茶巾の形に成形します。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。