骨盤ダイエット/骨盤ダイエット関連情報

冷え性改善ストレッチ! 骨盤まわりの血流を良くする!

多くの女性を悩ませる冷え性、実は”骨盤の歪み”も原因の一つです。冷え性を改善するには、筋肉をほぐして血流を良くする骨盤ストレッチが効果的!今回は、冷え性の原因や骨盤との関係性、気軽にできる骨盤ストレッチの方法をご紹介します。

納富 亜矢子

執筆者:納富 亜矢子

骨盤ダイエットガイド

女性たちを悩ませる手足の冷え

冷え性改善ストレッチで骨盤周りの血流を解消しよう

むくみや体の不調は冷えが原因かも


私たち女性の大きな悩みになるのが手足や腰などの冷え。体が冷えるとなかなか寝付けない、夜目が覚める、肩がこる、脚がむくむ、肌荒れをするなどの数多くの不快症状が現れてきます。 昔から冷え性は”万病のもと”といわれているように、冷えからの体への影響はただ寒いだけでなく色々な病気の引き金になります。

そんな切実な悩みとなる冷え性ですが、対策としては厚着をする、手袋やマフラーをする、使い捨てカイロを利用するなど手軽な対策で済ませている人が多いようです。しかし、本当に”冷え性=体質”なのでしょうか? 生まれたばかりの赤ちゃんには冷え性はいないですよね。体質だと諦めないで、冷えの原因を作っている習慣を改めることで冷えを改善していきましょう。
 
<目次>
 

骨盤と冷え性の関係性は深い

 
冷えの原因は骨盤に関係が

冷えの原因は骨盤に関係が


一般的に冷え性は、ストレスや不規則な生活などによる自律神経の乱れやキツイ下着をつけたりハイヒールを履き続けることによる皮膚感覚の乱れ、運動不足によって筋肉量が少なくなり発熱や血流量が少なることなど、意外に季節とは関係なく生活全般のあらゆることが原因になるとされています。
 
しかし、じつは生活習慣以外にも骨盤と深く関わっていることをご存知でしょうか。骨盤にゆがみがでてくると骨盤のバランス機能が低下し、内臓の働きが弱まり血液や水分の循環が悪くなり全身の血行が悪くなります。そのため体の末端まで温まらなくなりむくみが生じたりします。骨盤のゆがみを正し、バランス機能を高めることで根本的に冷えに取り組んでいきましょう。
 

手足末端型冷え性改善ストレッチ

冷え性にもいろんなパターンがありますが、よく言われている4つのタイプに分けてストレッチをご紹介しますね。

■体幹を動かして手足に血流を送り込みましょう!
 

1.うつぶせでお腹を床につけたまま、床に両手をつけて上体を起こしましょう。
手足末端型冷え性改善ストレッチ

腰を反らせすぎないようにしましょう

 
2.お腹を床から離さないようにして、上体を左にひねりましょう。
手足末端型冷え性改善ストレッチ

顔もひねった方向へ向けましょう


3.反対も同様に。左右ワンセットを10回を目安に行いましょう。
手足末端型冷え性改善ストレッチ

肩が入らないよう顔だけを向けるように

 
とくに手足に強い冷えを感じるタイプ。体は寒さから身を守るために末端血管を収縮させて体温の放散を防止しますが、手足末端型冷え性の人は交感神経が過敏で過剰に収縮します。注意したいのは手足や足先を温めても冷えは改善されないこと。首元、足元、袖口などから熱が逃げないようにして”体幹部”をしっかり保温しましょう。温めると末端に熱を逃がそうとするので、手足の血管が開き、血流が増えて体全体が温かくなりますよ。

内蔵型冷え性改善ストレッチ

■骨盤内の深層筋を動かしてゆがみ防止とともに子宮、卵巣、腸への血流を促しましょう。
 

1.正座をして両手を床につけましょう。
内蔵型冷え性改善ストレッチ

正座が無理な方は、できる範囲で行ってくださいね

2.両手、両膝を床に着けたままお尻を上げましょう。
内蔵型冷え性改善ストレッチ

お尻だけ持ち上げる意識をしましょう

 
3.右脚は曲げたまま左脚を後ろへ伸ばしましょう。この姿勢のまま10秒キープ。
内蔵型冷え性改善ストレッチ

あごを意識して持ち上げましょう

 
4.反対も同様に。3セットを行いましょう。
内蔵型冷え性改善ストレッチ

脚を伸ばしている間、息を止めないようにゆっくり呼吸をして

このタイプは自覚のない場合が多いです。とくに女性は卵巣や子宮などの臓器を持つため下腹部のうっ血を起こしやすく、内臓の冷えで基礎代謝が悪くなります。汗をかきにくい、シミやニキビの跡が消えにくいなどのお悩みがある方。このタイプの冷え性かもしれません。
 

血管拡張型冷え性改善ストレッチ

■自律神経が乱れると筋肉が緊張し血流が悪くなります。一番影響を受けやすい首周りを温めほぐしましょう。 

1.右手を背中に回して手の甲を背中につけ、左手を頭に置き頭の重みに任せて首を左へ倒していきましょう。
 
血管拡張型冷え性改善ストレッチ

無理やり倒しすぎないようにしましょう

2.手で頭を左下にねじるように頭をななめ下に押し下げましょう。
血管拡張型冷え性改善ストレッチ

目線はななめ左下を見て、肩と肩甲骨を下げる意識をしましょう

3.反対側も同様に左右30秒1回を目安に行いましょう。
血管拡張型冷え性改善ストレッチ

動作はゆっくり息をしながら行いましょう

手先や足先がほてりやすいのに体は寒いという方。体感温度によって自律神経の働きが乱れ、末梢血管の収縮がうまく機能しないタイプです。拡張した毛細血管が開きっぱなしの状態になることで過敏に冷えを感じ、末梢血管が拡張してどんどん熱を放出しようとするため手足や足先がほてりやすくなります。

下半身型冷え性改善ストレッチ

■下半身の大きな筋肉、お尻と太ももをダイナミックに動かして一気に血液も老廃物も促しましょう。
 
1.右側を下に横を向き、右手を伸ばして左手は体を支えます。
下半身型冷え性改善ストレッチ

ぐらつかない位置で行いましょう

2.左脚をゆっくり上げてゆっくり下ろしましょう。
下半身型冷え性改善ストレッチ

腰と脚に効いていることを確認しながら行いましょう

3.反対も同様に左右10回2セットを目安に行いましょう。
下半身型冷え性改善ストレッチ

呼吸をゆっくりしながら

主に足先から腰までの下半身が冷えるタイプです。筋力の衰えが原因して体内の老廃物の排出がうまくいかなくなり、その結果体の水分量が多くなってしまい、むくみや血行不良を起こしてしまうという悪循環を繰り返すタイプの冷え性です。 
 
ときにはゆっくり。セルフメンテナンスを忘れずに

ときにはゆっくり。セルフメンテナンスを忘れずに


生活習慣の中で冷えにさらされることの積み重ね「積冷(せきれい)」も原因になることがあります。おしゃれのために薄着をしたり、ハイヒールを履いたり、時間がないからとシャワーだけで入浴を済ませたり……思い当りますよね。冷えが気になる方は、衣食住をはじめとする生活全般にわたる注意、「養生(ようじょう)」を考え、日頃のいろいろな場面から生活リズムを改善していくことに取り組んでいきましょう。まずは自分自身の体を大切にして。NO冷え性で女子力アップ! しましょう。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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