女性たちを悩ませる手足の冷え
むくみや体の不調は冷えが原因かも
私たち女性の大きな悩みになるのが手足や腰などの冷え。体が冷えるとなかなか寝付けない、夜目が覚める、肩がこる、脚がむくむ、肌荒れをするなどの数多くの不快症状が現れてきます。 昔から冷え性は”万病のもと”といわれているように、冷えからの体への影響はただ寒いだけでなく色々な病気の引き金になります。
そんな切実な悩みとなる冷え性ですが、対策としては厚着をする、手袋やマフラーをする、使い捨てカイロを利用するなど手軽な対策で済ませている人が多いようです。しかし、本当に”冷え性=体質”なのでしょうか? 生まれたばかりの赤ちゃんには冷え性はいないですよね。体質だと諦めないで、冷えの原因を作っている習慣を改めることで冷えを改善していきましょう。
骨盤と冷え性の関係性は深い
冷えの原因は骨盤に関係が
一般的に冷え性は、ストレスや不規則な生活などによる自律神経の乱れやキツイ下着をつけたりハイヒールを履き続けることによる皮膚感覚の乱れ、運動不足によって筋肉量が少なくなり発熱や血流量が少なることなど、意外に季節とは関係なく生活全般のあらゆることが原因になるとされています。
手足末端型冷え性改善ストレッチ
冷え性にもいろんなパターンがありますが、よく言われている4つのタイプに分けてストレッチをご紹介しますね。■体幹を動かして手足に血流を送り込みましょう!
1.うつぶせでお腹を床につけたまま、床に両手をつけて上体を起こしましょう。
腰を反らせすぎないようにしましょう
顔もひねった方向へ向けましょう
3.反対も同様に。左右ワンセットを10回を目安に行いましょう。
肩が入らないよう顔だけを向けるように
内蔵型冷え性改善ストレッチ
■骨盤内の深層筋を動かしてゆがみ防止とともに子宮、卵巣、腸への血流を促しましょう。1.正座をして両手を床につけましょう。
正座が無理な方は、できる範囲で行ってくださいね
お尻だけ持ち上げる意識をしましょう
あごを意識して持ち上げましょう
脚を伸ばしている間、息を止めないようにゆっくり呼吸をして
血管拡張型冷え性改善ストレッチ
■自律神経が乱れると筋肉が緊張し血流が悪くなります。一番影響を受けやすい首周りを温めほぐしましょう。1.右手を背中に回して手の甲を背中につけ、左手を頭に置き頭の重みに任せて首を左へ倒していきましょう。
無理やり倒しすぎないようにしましょう
目線はななめ左下を見て、肩と肩甲骨を下げる意識をしましょう
動作はゆっくり息をしながら行いましょう
下半身型冷え性改善ストレッチ
■下半身の大きな筋肉、お尻と太ももをダイナミックに動かして一気に血液も老廃物も促しましょう。ぐらつかない位置で行いましょう
腰と脚に効いていることを確認しながら行いましょう
呼吸をゆっくりしながら
ときにはゆっくり。セルフメンテナンスを忘れずに
生活習慣の中で冷えにさらされることの積み重ね「積冷(せきれい)」も原因になることがあります。おしゃれのために薄着をしたり、ハイヒールを履いたり、時間がないからとシャワーだけで入浴を済ませたり……思い当りますよね。冷えが気になる方は、衣食住をはじめとする生活全般にわたる注意、「養生(ようじょう)」を考え、日頃のいろいろな場面から生活リズムを改善していくことに取り組んでいきましょう。まずは自分自身の体を大切にして。NO冷え性で女子力アップ! しましょう。
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