ワード(Word)の使い方/ワード(Word)の使い方関連情報

Word for iPad ファーストレビュー(2ページ目)

iPad版のOfficeが、ようやく日本でも正式に利用可能になりました。さっそく利用してみましたので、ワープロであるWord for iPadにフォーカスしてレビューしましょう。なお、同時にiPhone版のWordも機能強化されましたので、こちらもあわせてレビューします。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド


機能はWindows版ワードの20~30%といった印象

Word for iPadの画面構成は、Windows版と似ています。画面上には「ホーム」「挿入」「レイアウト」「校閲」「表示」のタブが並び、タップするとリボンが切り替わります。

ただし、利用できる機能は、Windows版に比べるとかなり少ないと思います。正確に数えたわけではありませんが、Windows版の20~30%といったところではないでしょうか。たとえば、SmartArtはありませんし、マクロも使えません。文章校正やフィールド、細かいところではページ罫線やすかし文字もありません。

操作性はWindows版と大きく異なります。文字入力はタッチキーボードまたは外付けのBluetoothキーボードとなります。マウスが使えないため、文字の選択もiPad/iPhone独自の方法で行う必要があります。iPad/iPhoneの操作に慣れていれば問題ありませんが、Windowsのワードしか使ったことがないと、戸惑いは大きいかもしれません。

[ホーム]タブにはフォントや太字/斜体など、基本的なボタンが用意されています

[ホーム]タブにはフォントや太字/斜体など、基本的なボタンが用意されています


[挿入]タブでは、画像や図形、テキストボックスを挿入できます

[挿入]タブでは、画像や図形、テキストボックスを挿入できます


[レイアウト]タブは用紙サイズや余白、段組を設定できます

[レイアウト]タブは用紙サイズや余白、段組を設定できます


[校閲]タブは文書を校閲する機能が用意されています。企業での利用価値は高いのではないでしょうか

[校閲]タブには文書を校閲する機能が用意されています。企業での利用価値は高いのではないでしょうか


[表示]タブではルーラーの有無、表示倍率などを設定できます

[表示]タブではルーラーの有無、表示倍率などを設定できます


文字入力にはタッチキーボードを利用します。仕事で使うなら、ATOK for iOSと組み合わもよいかもしれません

文字入力にはタッチキーボードを利用します。仕事で使うなら、ATOK for iOSと組み合わせるのもよいかもしれません


文字の選択は他のiOSアプリと同様です。なお、文字や図形を選択すると。そばにメニューが表示され、さまざまな処理を行うことができます

文字の選択は他のiOSアプリと同様です。なお、文字や図形を選択すると、そばにメニューが表示され、さまざまな処理を行うことができます



画像や図形、表、校閲機能はかなり充実。ただし全機能を利用するにはOffice 365のサブスクリプション(利用権)が必要

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