機能はWindows版ワードの20~30%といった印象
Word for iPadの画面構成は、Windows版と似ています。画面上には「ホーム」「挿入」「レイアウト」「校閲」「表示」のタブが並び、タップするとリボンが切り替わります。ただし、利用できる機能は、Windows版に比べるとかなり少ないと思います。正確に数えたわけではありませんが、Windows版の20~30%といったところではないでしょうか。たとえば、SmartArtはありませんし、マクロも使えません。文章校正やフィールド、細かいところではページ罫線やすかし文字もありません。
操作性はWindows版と大きく異なります。文字入力はタッチキーボードまたは外付けのBluetoothキーボードとなります。マウスが使えないため、文字の選択もiPad/iPhone独自の方法で行う必要があります。iPad/iPhoneの操作に慣れていれば問題ありませんが、Windowsのワードしか使ったことがないと、戸惑いは大きいかもしれません。
>画像や図形、表、校閲機能はかなり充実。ただし全機能を利用するにはOffice 365のサブスクリプション(利用権)が必要