ボディケア/保湿・美白ケア

紫外線の基礎知識と対策法(2ページ目)

シミやシワの原因となる紫外線から守る対策法を伝授。日焼け止めの選び方から紫外線を浴びてしまった際のケア方法、さらには紫外線の基礎知識まで詳しく解説しています。

和田 清香

執筆者:和田 清香

ダイエット・ボディケアガイド

SPFとは?

Sun Protection Factorの略でUV-Bの防止効果を表す数値。通常、夏の海辺で日光浴を楽しんだ時に、日焼け止めクリームなど何も塗らないと20分前後で肌は赤くなり始めます。

その20分を「SPF1」の基準としているので、日本人の肌ではSPF値に20分をかけた時間が紫外線を防止できる目安時間とされています。例えば、 SPF30の日焼け止めの場合、20分×30倍で約10時間、紫外線(UV-B)から肌を守ることができます。ただ、SPF30前後までは防御率が効果的に上昇するものの、その後はあまり変わらないといわれているので、使用シーンに合わせて選ぶようにしましょう。
・日常生活:SPF20 
・屋外での軽いスポーツやレジャー:SPF30
・海や山でのスポーツ:SPF50

PAとは?

Protection grade or UV-Aの略でUV-Aをどのぐらい防止できるかと言う目安。PAの表示に関しては、+(効果がある)、++(かなり効果がある)、+++(非常に効果がる)の3段表示になっています。選ぶ際は、日常生活なら++程度のものを、海や山など紫外線が強い場所では+++を選ぶのがオススメです。

また、日焼け止めは塗ってから時間が経つと、洋服でこすれたり汗で流れてしまうことがあるので、定期的に塗り直すことが肝心。顔に関しては、日焼け止めに加えてファンデーションを重ね付けすると、より紫外線防御効果が高まります。

紫外線から髪を守る対策法

お肌以外でも髪の毛も実は紫外線の影響をかなり受けているもので、その量はナント顔の5倍以上ともいわれています! 多量の紫外線は、髪の乾燥がすすむことによるキューティクル不足、パサつき、ごわつきの原因になります。美しい髪の毛をキープするためにも帽子をかぶったり、紫外線防止効果のあるヘアケア剤を使って、紫外線から髪を守ってあげましょう。

紫外線を浴びてしまった際のケア

紫外線を浴びて肌がほてっている場合は、水や氷、冷たいタオルで肌をやさしく冷やしてあげることが一番です。パックやマッサージなどで必要以上に刺激を与えると炎症をひどくしたり、トラブルを招くおそれがあるので要注意。ほてりやヒリヒリした感じがおさまったら、ローションなどで肌にたっぷり水分補給を行うのがベストです。

また、メラニン色素の生成を抑えると同時にコラーゲン生成を助けるためにも、日頃からビタミンCを摂取することも心がけましょう。ビタミンCは、いちご、レモンなどの果物はもちろん、ブロッコリーやほうれん草、じゃが芋などにも豊富に含まれているので、食生活に取り入れるのが美肌のためのコツです。

紫外線の悪影響を最小限に抑えるためにも、普段からの予防&ケアを忘れずに行いましょう!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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