骨盤ダイエット/骨盤ダイエットの基本

夏におすすめ骨盤ストレッチのやり方……疲れを残さない!

夏の疲れには、 簡単にできるストレッチで骨盤を正して、元気にダイエットしやすい体を作っていきましょう! 「体の重だるさ」「睡眠不足」「冷えむくみ」「胃もたれ」などでなんとなく体調がいま一歩……という症状がでている方も多いのではないでしょうか。

納富 亜矢子

執筆者:納富 亜矢子

骨盤ダイエットガイド

夏におすすめの骨盤ストレッチ! 基礎代謝アップで元気にダイエット

夏におすすめの骨盤ストレッチ

夏におすすめの骨盤ストレッチ

季節の変わり目。あまり食欲もなくひと夏を過ごし、もしや夏バテダイエット⁉ なんて期待をして体重計に乗ってみたらまさかの●kg増! なんてキョーフ体験をしていらっしゃいませんか?

夏は一般的に基礎代謝が低下しやすいのですが、低下する原因は季節要因だけではありません。ふだんの生活でゆがんだ姿勢のまま偏った動作を繰り返すことで、骨盤が本来ある位置からズレてゆがみが生じ、内蔵が下がり、内蔵の働きが鈍くなることでも基礎代謝の低下は起こります。

人間の代謝は7割が基礎代謝。その基礎代謝が低下すると、何もしていなくても消費されるカロリー消費が極端に少なくなるってこと。実にもったいないハナシです。気軽にできるちょこっと骨盤ストレッチで、まずは基礎代謝を上げて、土台になる体の中身を変えていきましょう。
 
<目次>
 

元気ハツラツ! ちょこっと骨盤ストレッチ

■ここにキク! → 広頚筋+胸鎖乳突筋+肩甲挙筋+憎帽筋

首周り肩周りが凝り固まると眼精疲労や頭のだるさや睡眠不足になりがちです。
朝の目覚めもスッキリせず代謝が低下のまま朝を迎えることに。疲れを悪化させる前にお試しあれ。
 
001

あごをぐっと天井に向けましょう

1. 両肩はリラックスして、両手は体の横で下げたまま、あごを上に向け天井を見上げましょう。
*首に違和感がある方は無理しないように行ってください。
 
002

両肩の位置は平行になるようにしましょう

2. 両手を背後に回して耳をゆっくり肩に近付けましょう。
そのまま10秒キープ。左右3回ずつを目安に行いましょう。
 
003

後ろに組んだ手は体の中央に固定すると肩位置がブレません

3.肩の位置が動いているとNGポーズです!
 

基礎代謝アップ! ちょこっと骨盤ストレッチ

■ここにキク! → 広背筋+大、小菱形筋

基礎代謝を上げるには筋力アップは必須です。肩甲骨周りには脂肪を燃やす褐色細胞が存在します。肩甲骨の稼働域をスムーズにして褐色細胞を活発にすることで脂肪燃焼しやすくエネルギー量を増やすことで疲労回復にも効果があります。
 
004

腕は耳の横につけましょう

1. 手のひらを内側にして真っすぐ上にあげましょう。
 
005

手のひらで壁を押す感じをイメージしましょう

2. 手のひらを外側に向けながら肩を水平の位置になるよう腕をゆっくり下ろしましょう。そのまま10秒キープ。
 
006

手のひらは外側を向いたままで

3. 肘をさらに下におろして、肩甲骨を寄せましょう。
その姿勢のまま10秒キープ。5回を目安に行いましょう。
 
007

肩甲骨が寄っていないのはNGです

4.ただ手を下すだけではNGポーズですよ。
 

習慣グセリセット! ちょこっと骨盤ストレッチ

■ここにキク! → 梨状筋+上、下双子筋+内、外閉鎖筋

疲労回復にはやはり睡眠です。質の良い睡眠をとるためには体のゆがみを残したまま就寝はNG! 骨盤の中でも自律神経に関わる仙骨部分をリセットして睡眠時間が少なくても質の良い睡眠をめざしましょう。
 
008

床に腰をしっかりつける

1. 仰向けになり、右足を軽く曲げましょう。
 
009

左脚の曲げ角度は90度です

2. 右太ももの上に左足を乗せましょう。
 
010

背中・肩が床から離れないようにしましょう

3. 両手で右脚の裏太ももをつかみ、胸に引き寄せていきましょう。
そのまま10秒キープ。左右5回を目安に行いましょう。
 

要注意! 骨盤をゆがませる日常の悪姿勢・悪習慣

ストレッチとの相乗効果を出すために、気をつけていただきたいのが、日ごろの姿勢やクセ。自分のクセを知り、ちょっとしたトコロから、そのクセを改善することから始めてみましょう。ストレッチの結果がより一層、早く実感していただけると思いますよ。
仕事に集中して体がかたまったまま

仕事に集中して体がかたまったまま

■同じ姿勢で長時間、仕事をする方
一部の筋肉が緊張して乳酸がたまりやすくなります。時には深い深呼吸をして体をのばして緊張をといてあげましょう。
脚を組んだ姿勢が楽な姿勢になっていませんか

脚を組んだ姿勢が楽な姿勢になっていませんか

■ついつい足を組んでしまう方
脚にとっても背骨にとっても負担になる姿勢。毎回同じ方の脚を上にして組む体勢だと、骨盤がねじれて体が片方へ傾いていきます。
予防するには、脚を組めないようにする仕掛けを工夫しましょう。たとえば、机と脚の間のすき間をなくすために、踏み台のようなものを置いて足元を高くしたり、膝と膝の間に常に何かをはさんでおくという方法もあります。
ついついいつも同じ肩……

ついついいつも同じ肩……

■鞄をいつも同じ肩にかける癖がある方
バッグの重みで背骨が左右に傾き体が片方に傾いていきます。こまめに左右かけ直しをしましょう。
ショッピングだってヒール靴!

ショッピングだってヒール靴!

■ヒールの高い靴を履く習慣がある方
前屈気味になり、正しい歩き方がしづらくなります。歩くときに、目線を遠くに、腰から歩くような感じで脚を踏み出し、できれば一直線上を歩くように意識して歩く(足を少しクロスさせるように)と、ふだん使わない筋肉を使うので、代謝アップになります。その上、歩く姿も姿勢もきれいになる一石二鳥のエクササイズ!


疲れていると体がだるくて動きたくないですよね。でも意外や意外、逆に動くことで疲れは改善できます。夏の疲れを残さずに、体の隅々まで若々しく、元気になるちょこっと骨盤ストレッチで、食欲の秋に体を備えていきましょう!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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