「月」はフランス語で何と表現する?

「月」はフランス語で何と表現する?


今回は、月の満ち欠けなど実用的な表現から月にまつわる名言まであわせてお勉強してみましょう。
   

月をフランス語でどう表現する?フランス語による定義

 まずは、月の定義をみてみましょう。簡単なフランス語を用いたシンプルな解説が欲しいので、子供用フランス語辞書<< Le Robert junior illustré>> より引用してみます。

Satellite qui tourne autour de la Terre et reçoit sa lumière du Soleil.(地球の周りを回り、太陽の光を受ける衛星)
(P.642, << Le Robert junior illustré>> )

この解説ではとりあえず重要な名詞を確認しておきましょう。
  • le satellite(ル サテリト/衛星)
  • la Terre(ラ テール/地球)
  • le Soleil(ル ソレイユ/太陽)
は覚えておきたいですね。terreは「地球」の意味で使う場合、soleilは天文学の用語として使う場合は通常大文字表記になりますので気をつけましょう。2つの動詞に関しては、原形を示しておきます。

tourner(トゥルネ/回る),recevoir(ルスヴォワール/受け取る)ですが、recevoirの直説法現在形の活用はnousとvous以外ではセディーユがつきますので怪しい方は辞書で確認しておいてください。
 

月の様々な形をフランス語で表現する

次に、月の形についてお勉強してみましょう。満ち欠けに応じてつけられた月の呼び名は、日本語ではその月齢に応じて「十六夜」「立待月」など風情あるものがいくつもあります。そうした美しい名前とは別に、私たちが一般に学校で習う月の呼び名はおそらく以下の4つでしょう。
  • Nouvelle lune (ヌヴェル リュヌ/新月)
  • Premier quartier(プルミエ カルティエ/上弦の月)
  • Pleine lune(プレヌ リュヌ/満月)
  • Dernier quartier(デルニエ カルチエ/下弦の月)
quartier(カルティエ)は4分の1を表しますが、天文学の用語では新月から次の新月までの月の周期の4分の1の期間を指しますので、見た目には半月のお月様となります。

この4つに加えて、Nouvelle luneからPremier quartierに至るまでの中間段階として、Premier croissant(プルミエ クロワサン/三日月)、Premier quartierからPleine luneへの中間段階を表すLune gibbeuse croissante(リュヌ ジブズ クロワサン/十三夜月)などいくつかの細かい呼び方もありますが、基本は上記の4つを覚えておけば事足りるでしょう。こちらのサイトで、Calendrier lunaire(月齢カレンダー)がフランス語で見られますので、興味のある方はのぞいてみてください。
 

月を歩いた最初の人間の名言をフランス語で表現すると……

lune

月から見た地球

ところで、みなさんは、1969年7月に月面を最初に歩いた人の名前をご存知でしょうか? そう、アメリカ人宇宙飛行士の Neil Armstrong (ニール・アームストロング)ですね。では、彼がその際に言ったとされる次の台詞はいかがでしょう?おそらく多くの方が耳にしたことのある有名フレーズだと思います。
 
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」

では、このフレーズをフランス語にしてみましょう。英語からの翻訳ですので、いくつかのバリエーションがみられるようです。
 
« C’est un petit pas pour l’homme, mais un pas de géant pour l’humanité ».

例えば、de géant (巨人/超人の)という表現ではなく、petit(小さい)という形容詞との対比でgrand(グラン/大きい)という形容詞を用い un grand pas(アン グラン パ/大きな一歩)と訳したもの、またpas(パ/歩み)ではなくbond(ボン/跳躍)という単語を用いて un bond de géant (偉大な跳躍)という感じで訳したものなど、いろいろな訳語が可能です。

みなさんのイメージにあわせて、イロイロ訳してみるのも楽しいですよ!

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