年末の大掃除や初詣など、フランス語で説明しよう

フランス語で初詣などを説明

フランス語で初詣などを説明

年末年始のイベントが終わり、新学期や仕事始めの時期になると、フランス語学習者であれば「年末年始は何をしましたか?」と質問される機会がグンと増えます。大掃除って何だっけ?初詣って?今年こそ自信を持って答えられるようお勉強しておきましょう。
   

年末の過ごし方に関するフランス語

では、お正月を迎える準備のために、多くの日本人が年末に行う行動についていくつかみてみましょう。主語は、「私たち」の意味をもつon(オン)を使って表現していきますので、必要にあわせて主語をJe(ジュ/私)に変更し、動詞も主語にあわせて活用してください。
  • On a nettoyé bien la maison. (大掃除をしました。)
掃除をするという動詞はnettoyer(ネトワイエ)、maison(メゾン)は「家」のことですので、直訳すると「家を念入りに掃除した」という意味になります。状況に応じて掃除する場所の単語を入れかえて使用してください。faire le grand ménage(フェール ル グラン メナージュ/大掃除をする)という特定の場所を明示しない表現も覚えておくといいですね。
  • On a écrit les cartes de vœux. (年賀状を書きました。)
vœux(ヴ)はフランス語の名詞vœuの複数形で、「祈願」を意味します。年賀状はcartes de vœux(カルト ドゥ ヴ)と覚えておきましょう。
  • On a mangé des nouilles.(蕎麦を食べました。)
des nouillesは「麺類」の意味ですので、蕎麦と正確に言いたい場合には des nouilles de sarrasin(直訳:そば粉でできた麺)という表現が使えます。「年越し」を表現するとなると、いろいろ追加説明が必要となってきますので、今回は省略しますね。
  • On a regardé le Kohaku.(「紅白」を見ました。)
こちらも、「紅白」の語はそのまま使用しました。文の最後にsur NHK(スュール エヌ アッシュ カ/NHKで)、à la télé (ア ラ テレ/テレビで)といった表現の追加も可能です。番組名・チャンネル部分を変更すれば、いろいろ言えますね。
 

いろいろ訳せるお正月の食べ物・飲み物

いろいろ訳せるお正月の食べ物・飲み物

いろいろ訳せるお正月の食べ物・飲み物

おせち料理をはじめとするお正月ならではの食べ物に関しては色々なフランス語訳があります。会話の相手が日本についてどのくらいの知識を持っているのかによって説明も変わってきますので、ここではよく使われる簡単な訳語にしぼってご紹介しましょう。
  • おとそ:le saké du nouvel an
nouvel(ヌーヴェル)が「新しい」、an(アン)が「年」を表しますので、直訳すると「新年の酒」となります。saké(サケ)はそのままで通用します。
  • おせち料理:les plats du nouvel an, la cuisine speciale pour le nouvel an
「おとそ」で使われていたdu nouvel an(デュ ヌーヴェラン/新年の)という表現に一品一品の料理を意味する単語les plats(レ プラ)を組み合わせたり、「特別料理」という意味のla cuisine speciale(ラ キュイズィーヌ スペシアル)という表現を用いて上記のように翻訳することができます。「おせち料理とよばれる」と解説したい場合には、関係代名詞を用いてqu'on appelle "Osechi-ryori"あるいは、qui s'appelle "Osechi-ryori"という言い回しを付け加えましょう。

・雑煮:la soupe avec des mochi(もち入りのスープ)

お雑煮の具は地方によってもかなり異なりますので、最も簡単な説明を選びましたが、上記の言い回しは「もち」については説明していません。「もち」に関するフランス語訳は、 gâteau de riz(ガト ドゥ リ)、 pâte de riz pilonné(パート ドゥ リ ピロネ)などがあります。
 

年始のイベントはキーワードを押さえておこう

初詣や初日の出を見るといったような行事はキーワードを押さえておきましょう。例えば、aller au temple (shintô) pour prier(アレ オ タンプル (シントー) プール プリエ/直訳:祈るために寺(神社)に行く)といった言い回しを押さえておいて、もう少し説明をしたければ un bonheur pour le nouvel an(新年の幸福を)といった内容を付け加えるという風にすればいいですね。

「初日の出」に関しても、日の出を表す言い回しle lever du soleil(ル ルヴェ ドュ ソレイユ)を基本とし、そこにvoir(ヴワール/見る)やadmirer (アドミレ/感嘆する)といった動詞を自分で追加しニュアンスをつけたり、premier (プルミエ/最初の)やde l'année(ドゥラネ/年の)といった説明が追加されたものが「初日の出」として辞書に載っているle premier lever du soleil de l'année(直訳:年の最初の日の出)という言い回しであるということを理解しながら覚えておくという風にすると表現の幅が広がります。

日本ならではの事象を説明するためには、相手の知識や状況にあわせて必要な表現を取捨選択することが特に大切になってきます。こちら側の日本についての知識も必要でなかなか大変ですが、いろいろ調べて自分の言葉で説明できるよう頑張ってくださいね。

【関連記事】

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。