スラスラとした会話はまだ難しくても、上手にあいづちを打つことで、ドンドン会話をはずませることができます。円滑なコミュニケーションという点でも、また外国語学習という観点からも、あいづちによって相手のフランス語をたくさん聞くことができるのは大きなメリット。今回は、相手から話をどんどん引き出すあいづちフランス語のお勉強をしてみましょう。
   

最重要は言葉にあらず!

communication

表情、声のトーンも大事な要素

あいづちの表現は、短いものが多いのでそれほど難しくはありませんが、何よりも大事なのは演技力です。外国語になるととたんに棒読みになってしまう方も多いですが、これからお勉強する言い回しは全てが声の大きさやトーン、表情などがとても大切になってきます。まずは、相手の話をしっかり聞いているということを示すために、眼を見ることからはじめましょう。当たり前のようですが、言葉探しに夢中になって「どこを見ているの?」という状態になってしまうことも多い外国語での会話。ちなみに、les sourcils(まゆげ)を上にあげると興味を持っていることを表情で伝えられますので覚えておくといいですね。
 

相槌の最強フレーズ「ア ボ~ン」を使いこなそう

「よし、頑張るぞ!」と心の準備が整ったら、まずは、あいづちの最強フレーズAh bon. (ア ボン)で練習してみましょう。フランス語超初心者の方でも、あいづちはこれだけでほぼ乗り切れるといっても過言ではありません。Ah bon.の日本語訳としては「あっ、そう(なの)」が一番近いかもしれません。使い方も日本語の場合と同様で、Ah bon ?と疑問形にして語尾をあげれば、「えっ、そうなんですか?」という質問の意味になりますし、肯定文ですと相手の言葉に対する「へえ~そうなんだ」というリアクションになります。ですので、どんな話を聞いたかによってAh bon. Ah bon ! Ah bon ?と、「. 」か「!」か「?」の部分が実際はかなり重要になってきます。日本語で、「そうなの…」、「そうなの!」、「そうなの?」という感覚で練習するとバッチリです。
 

絶対外せない共感フレーズ

では、相手にどんどん話してもらうためには欠かすことのできない「はい」、「そうですね」などの共感フレーズをおさえておきましょう。
  • Exactement.(エグザクトマン/確かに)
  • D'accord.(ダコール/なるほど)
  • (Oui, )tout a fait.(ウイ トゥタフェ/(ええ)確かに)
  • Oui oui.(ウイウイ/そうそう。)
  • Je vois.(ジュ・ヴォア/なるほど)
いずれのフレーズも、先ほどのAh bon.の例のようにちょっと大げさなくらいに言うのがいいでしょう。「そうですね」と言いたいときには、tu(チュ/君)で話している相手であれば、Tu as raison.(チュ ア レゾン/君は正しい)vous(ヴ/あなた)で話している相手であれば Vous avez raison.(ヴザベ レゾン)も使えます。

次ページでは、驚きのフレーズや会話にも役立つあいづちテクをご紹介します。