中国茶/プチ不調を治す「中国茶+α」

梅雨時期に飲みたい豆乳ウーロン茶(4ページ目)

梅雨時期には、ちょとした不調が慢性症状に変化したり、持病が悪化しがち。そんな梅雨時期に役立つ、薬膳を取り入れた身体にやさしい中国茶レシピをご紹介。病気の素因となりうる「湿邪」を知り、今できる対策を取り入れて、健やかに夏を迎えましょう。

久永 佳子

執筆者:久永 佳子

お茶・中国茶ガイド


芳香化湿の薬膳茶「米須茉莉花茶」

米須茉莉花茶

 

トウモロコシのひげの部分は「米須(べいす)」と呼ばれ、胃腸の働きを整えたり利水作用があるとされています。また、香りによって気の巡りを良くして湿をなくすことを「芳香化湿」といいます。

材料
  • トウモロコシのひげと皮 1本分
  • 茉莉花 3g
作り方
  1. トウモロコシのひげと皮を30分ほど弱火で煮出す
  2. 急須に茉莉花を入れ、お湯のかわりに1の抽出液を注ぐ
  3. 茉莉花のいい香りが漂ってきたらできあがり

トウモロコシのひげと皮を煮出しただけのものは、さっぱりとした口当たりでほんのりコーンの風味が感じられます。少量の塩を加えて冷茶にすると、のどごしが良くゴクゴク飲める米須茶になります。

トウモロコシをゆでる前に捨ててしまう皮とひげですが、きれいな部分だけを数日乾燥させておいて、薬膳茶に使ってみてはいかがでしょう。生のままでも、乾燥させたものでも、どちらでも作ることができます。

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