ウォーキング/ウォーキングの基本知識

ミス・ワールド日本代表に学ぶウォーキングテクニック

世界的にミスコンテストで最も歴史のあるミス・ワールド。2014年準ミス日本代表の倉持茉衣さんのウォーキングレッスンを御紹介。美しいウォーキングは、基礎から学ぶことが大切。舞台で表現するだけでなく日常ウォーキングでも応用できますので皆様もお試しくださいませ。

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

ミス・ワールドの国際的な美の基準 

2013年準ミス・ワールド日本代表倉持茉衣さん

2013年準ミス・ワールド日本代表倉持茉衣さん

「美しさ」とは、国・世代・時代・人種・文化・宗教……あらゆる要素が絡み合い生まれます。「ミスコンテスト」と呼ばれる美人コンテストが開催されることに賛否両論ありますが、文化の違う多くの国の方々と一堂に会し意見交換できるチャンスは、かけがえのない経験となります。

今回のガイド記事は、2013年準ミス・ワールド日本代表の倉持茉依さんのウォーキングレッスンから「美しい歩き方」を御紹介します。

ミスコンテストというとモデル、タレントさんを志望する方が多いと思われがちですが、倉持さんは芸能界を目指す女性ではありません。従って舞台での歩き方はおろか、ウォーキングのレッスンを受けたこともありません。

「コンテストのウォーキングレッスンだったら私、関係ないわ」なんて思わないでくださいね。

私たちの日常で、舞台でウォーキングする機会はありませんが、結婚式やパーティーなどの華やかな場に出席する機会はあります。折角、おめかししても、ウォーキングが不格好だと場の雰囲気を壊しかねません。そのような場にふさわしい歩きができるようにマスターしましょう。

ウォーキングの基本「姿勢」からスタート

ハイヒールで歩く時に、体の軸が安定していないと、歩いた時に体が上下に揺れたり、左右にぶれたり、大変見苦しい歩き方となります。歩く前に、基本姿勢をマスターしましょう。

基本姿勢は、体の下、つまり、足元から整える事が原則! 基本姿勢の詳細は、ガイド記事でおさらいしましょう。

姿勢レッスン

基本姿勢をマスター

更に、練習法として、右写真のように、かかと・ふくらはぎ・肩・後頭部が壁につくように立ちます。一日3回程度行うと「基本姿勢」が習慣化されます。

この時のポイントは腹筋です。壁と背中に掌1枚程度の隙間を作るように、腹筋を使い調整します。写真の私が手を当てている部分を意識しましょう。

 

不安定なヒールで立つ時のポイント

フラットシューズでは、足裏の接地面積が広いため安定しますが、ハイヒールの場合は、接地面積が狭く不安定となるばかりではなく、重心が前に偏る姿勢となるため、体の真ん中で重心をとる事が難しくなります。

レッスン

立つ時は体の真ん中に重心を

右の写真のように、体の真ん中に一本の線が通るようなイメージで立つと同時に、上半身と下半身とのジョイント部分でもある「骨盤周辺」の筋肉を意識すると重心が安定した立ち姿勢がとなります。

壁に立って練習した姿勢を思い出して、腹筋の入れ方を思い出してみましょう。

【参考記事】
ハイヒールでの立ち方のガイド記事はこちらから!
モデルウォーキング基本編

 
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