ユーグレナVSスピルリナ
それでは、ここでユーグレナとスピルリナ、それぞれにしかない成分をご説明します。・ユーグレナの特徴
ユーグレナにしかない成分が「パラミロン」。パラミロンの表面には無数の穴が開いていて、悪玉コレステロールなどの不要物を取り込む働きがあるといわれています。こういった機能から、高いデトックス効果が期待できます。
他にも、このパラミロンの働きから血流改善、腸の働きをよくする効果などがあります。また、ミドリムシは植物として光合成を行い栄養を作る際、同時に酸素も作るので、今後の環境保持に役立つ生物としても期待されています。
・スピルリナの特徴
スピルリナの出現は約30億年前。実はアフリカやメキシコなどでは、数千年前から食用として活用されていました。
らせん形が可愛い!スピルリナ
ユーグレナとの大きな違いは、フィコシアニンを多く含んでいる点。フィコシアニンとは青色色素のことで、植物の光合成に欠かせないクロロフィルa(葉緑素)や、血液中のヘモグロビン(赤血球)に似た働きをすることで知られています。
スピルリナの青色色素は、天然の食品用青色色素として、様々な食品に活用されているほか、インクなどの技術にも生かされています。
いつでもどこでも藻で栄養補給!
ユーグレナもスピルリナも、食品として既に幅広く活用されています。忙しい現代人も手軽に栄養を摂取できるツール、という意味でオススメなのは、やはりサプリメントです。ユーグレナとスピルリナ、どちらにも多くの栄養素が含まれているので、「今日のランチは野菜が全く摂れなかった」というように、栄養の偏りが気になる際にも、サプリメントならいつでもどこでも気軽に摂取することができます。
たくさんの栄養素が含まれているので、毎日の体づくりのベースとして続けて摂ることがオススメ。また、美容サプリなどを飲んでいらっしゃる方も、基本的なビタミン・ミネラルが摂れていることで相乗作用として働くので、さらに機能に期待ができます。
料理にも取り入れてみよう!
また、パウダータイプとしても既に定着した人気を誇っているのが、『DICスピルリナパウダー』。用途が広いパウダーが便利。
近年のスーパーフードブームも手伝い、スピルリナを使ったヘルシー料理のレシピを募集するサイトも人気を集めています。
そのサイト「もっぴぃCOOK」から、第23回となる今年のテーマ「風邪・冷え知らずのカラダあたためレシピ」が発表されました。
前回優勝はスピルリナソースの焼きりんご!
皆さんもこれを機に、藻を料理に取り入れて、内側から輝く健康美を目指してみてはいかがでしょうか?
食品だけでなく、様々な分野での活躍が期待されている藻。今後、私たちの生活に欠かせない存在になる日も近いのかもしれませんね。
【参考】
・もっぴぃCOOK