代表の井村真沙子さん。国際薬膳師、栄養士、カレーマイスター、ジュニア野菜ソムリエ、雑穀エキスパートと、さまざまな資格をもつ
体調を崩したことがきっかけで薬膳と出会い、「現代栄養学」にプラスして自分の声に耳を傾ける「薬膳学」を取り入れたそう。なので、チャツネ(ペースト状の煮込み調味料)ひとつにとっても、クコ、ナツメ、陳皮、竜眼肉、タマリンドウ、サンザシ……とさまざまな薬膳素材を組み合わせ、味を熟考。
美味しさ×薬効。この絶妙なバランスが、かくらカレーの深みと個性になっているのだとガイドは実際に食して体感。ということで、さっそく読者のみなさまにもお伝えしましょう!
胃腸を整える「かくらカレー」
野菜の旨みが凝縮!一番人気の黄色いカレー
かくらカレーのコンセプトは、脾(消化機能の総称)の働きをよくするカレーです。食欲がない、だるい、むくみがあるなんてときにオススメの生薬が入っているそうです。
腎に働きかける「黒カレー」
トッピングのアボカドはマスト!よりまろやかなカレーに
黒カレーは腎の働きをよくする食材が入っているそうですが、実はこの黒色も五臓では腎の色に当てはまるのです。足腰がだるい、髪がぱさつく、耳鳴りがする、そしてアンチエイジング向けには、ぜひこのカレーをチョイスして。
美容に特化するなら「美肌カレー」や「ベジカレー」
どのカレーもハーフ&ハーフで楽しめる。手前は美肌カレー
これまで4種類のカレーを紹介しましたが、いろんな味をちょこっとずつ食べたい!!っていう方のために、4つの中から2つのカレーを選べるハーフ&ハーフ、そして4つの味を一口づつ試せるという、なんとも贅沢な4種のカレープレートなどもあります。この辺はやはり女性シェフならではの気配りを感じます。
5色入っている前菜プレートや薬膳デザートなどは、次のページで!