IFPA (International Federation of Professional Aromatherapists)
IFPAは、2002年4月にISPAとRQAが合併して誕生しました。初代会長は、生科学者で研究者でもあるISPA元会長のイアン・スミスです。IFPA は、世界各国でプロのアロマセラピストとして活躍する会員によって構成されています。イギリス政府との関連も深く、アロマテラピーに関する法規やアロマテラピーの発展や研究を進める一方、アロマセラピストの地位や技術の向上、質の高いアロマセラピストの育成に力を注いでいます。
IFPAの協会会員は、医療・福祉の施設やホリスティックセラピーの業界等のフィールドでセラピストとして活躍しています。会員に配布されるIFPAジャーナル「In Essence」(季刊号)には、世界各国の会員の貴重な臨床報告や世界のアロマセラピー最新情報、プロのためのアドバンスコース(英国)の情報が満載です。
IFA (The International Federation of Aromatherapist)
1985 年に設立され、開設当初から倫理基準、実践的な場における法規を定め、トレーニングや施術における基準を保ち、アロマテラピーの調査・研究や発展に貢献し ています。設立初期は、エッセンシャルオイルを用いたトリートメントの有用性について知る人は少なかったのですが、IFAのメンバーはスパやサロンなどで 施術するばかりではなく、メディアにもPR活動を行い世に広めます。その他、NHS(国民保険サービス)適用の病院、ホスピスや特別介護施設でのアロマセ ラピー使用の先駆者として活躍するようになります。IFA創始者のひとりでもあるロバート・ティスランド氏が1978年に発行した著書 「アート・オブ・アロマセラピー(アロマセラピー(芳香療法)の理論と実際)」 は、日本でアロマテラピーが普及するきっかけともなる本です。
その他に、ITECとVTCTのアロマセラピストの資格もありますが、英国で活躍しているセラピストは、上記のIFPA、IFAのいずれかの資格を持っていることが多いです。
では、次のページでは、英国にあるIFPA認定アロマセラピストを養成するスクールをご紹介します。