ボディケア/ボディケアの基礎知識

夏はもらった!ビーチで主役になれるボディメイク(4ページ目)

露出の増えるこの時期になると増殖する「ダイエッター」。今年の夏こそはボディメイクに成功したい、と思っている女性もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 ワンランク上の美ボディになる方法は、実はそんなに難しくありません。どんなに忙しい人でも、コツをつかめばストレスレスにできるボディメイク法があるのです。 今回は、今年の夏、ビーチで主役になれるボディメイクについてお話していきたいと思います。

山下 真理子

執筆者:山下 真理子

ボディケアガイド

どの角度から見ても美しいお肌に。

ボディメイクのおいて大切なのは、曲線美だけではなく、やっぱりお肌の美しさ。特に露出が多くなるこの時期は、顔の肌の美しさだけではなく、デコルテや腕、足など、全身の肌の美しさが問われます。「ファンデーションで隠せばいいや」ではなく、肌の透明感やキメの細かさがポイント。肌の透明感の決め手は、もちろんビタミンなどの栄養素も大切ですが、十分な水分摂取も大切です。しっかり水分をとって代謝をあげることで、クスミをなくして透明感が生まれます。

あとは、日差しが強くなってくる時期なので、UVケアは欠かさずに。紫外線が肌に到達すると、活性酸素が発生して、肌細胞にダメージを与えます。日焼けを起こすだけではなく、シミの原因にもなりますし、肌を乾燥させてシワの原因になります。アウトドアを楽しんだ日は、美白成分の入ったスキンケアアイテムで、顔だけではなく首回りや腕など紫外線が当たりやすい部位もケアしてあげることがオススメです。

ダイエットの際には、いつもよりも栄養をしっかりめに摂る必要があるということはすでにお話しましたが、美肌のためにも、もちろんながら栄養は必要です。特にいつも以上にたっぷりめに摂ってほしいのは、やっぱりビタミンC。シミの原因となるメラニンの合成を抑えて、透明感のある肌を維持するのに必要なビタミンです。ビタミンCは、ストレスなどで壊れやすいビタミンの代表選手なので、ノンストレスでいることは、肌の栄養のためにも非常に大切ですよね。

ダイエットしていると、どうしても油分の摂取量が減少してしまいがちですが、油不足になると乾燥肌の原因になります。紫外線も乾燥につながるということはお話したとおりで、全身のお肌を、夏場はとくにしっかり保湿してあげるようにしましょう。魚の油は、肌を潤すうえでも非常に重要です。

汗をかいたときは、こまめに拭うようにしてください。汗を放置することで、弱酸性の肌がアルカリ性に傾いてしまい、肌荒れの原因になってしまいます。皮脂や汗が混ざり合って雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイだけではなく、ニキビや毛穴のつまりの原因にもなりやすくなるので要注意。クーラーの効いた部屋ばかりにいると身体の体温調節能が低下して冷え症の原因となるので、ハンカチやタオルを持ち歩いてこまめに汗を拭くようにするのが一番です。
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