体重が落ちても、魅力のない外見に
20歳の時に、どうしても早く体重を落として痩せたかったので、とにかく食べないダイエットをしていました。朝は野菜ジュース1本だけ、昼間は友人とのランチはやめて、一人で野菜サラダだけ(ドレッシングは抜き)を食べに行ったり、ダイエット用の低カロリーのお菓子1本で済ませていました。
夜は、お酒の席では、野菜スティック(マヨネーズは付けない)、海藻の酢の物、こんにゃくの煮物、キノコサラダなどできるだけカロリーの低いものを食べていました。
とにかく炭水化物や、肉や魚などのたんぱく質は一切食べず。
野菜、海藻、こんにゃく、ダイエット用お菓子しか食べないので、栄養状態は相当悪かったと思います。
最初は辛かったのですが、体重が面白いほど落ちるので、空腹になれてしまい、どんどん食べる量を減らすようになり、4ヶ月で13キロも落ちました。
でも、その頃から生理がストップ。
激やせぶりを心配した母に勧められ婦人科に行き、検査をしたら、通常はその女性の「こぶし大」はある子宮が、親指の先ほどに縮んでいる……と言われ、食べないダイエットはすぐ止めるように!と、医師に厳命されました。
気がつけば手指も痩せて、20代とは思えないひからびた感じで、小じわがいっぱい。目元もシワっぽくなってしまい、髪の毛もいつの間にか輝きを失っていました。(抜けやすくなりました)
食べないダイエットは本当に危険。
炭水化物を極端に食べないと、脳に栄養が行かないので常にボーっとした感じになりますし、色々な意欲も薄れ「体重を落とす」ことと、1日にちょっとだけ食べる「食べ物」のことしか考えられなくなります。
またタンパク質や脂質を採らないと、肌や爪、髪の色つやも薄れ、乾燥してシワになってしまいます。
ただ痩せても、ひからびてやつれた外見になってしまっては意味がないですよね。
何のためにダイエットしているのかを忘れないように、過去の私のように「体重減らしゲーム」にはまらないように、気をつけて下さいね。
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