ディナーコースからご紹介
それでは、ディナーコース(6000円)の料理をご紹介します。
・はじめの一皿
「京ニンジン」のスープ
スターターは温かい「京ニンジン」のスープ。水と塩だけで素材を活かした仕上がりで、シェフの料理に対するベクトルがシンプルに表現された一皿です。
・付き出し
付き出し3種盛り合わせ
付き出しは「スナップエンドウのブランマンジェ」「生ハムとフォカッチャ」「豚のテリーヌ」の3種盛りが登場。見た目の良さとバランス感も良いですが、どれもワインを誘う味わいなのが嬉しくなりますね。
・一皿目の前菜
魚介と野菜の一皿
見た目からして身体に良さそうな健康的なルックスが美しい! 魚介(蛍烏賊、ツブ貝、蛸)と野菜(フルーツトマト、大葉の新芽など)、多種多様な素材が盛り込まれた一皿。素材の味わいもそれぞれが明確に決まってますし、食べていて身体が喜んでいる気がするほど栄養良質な一皿です。
・二皿目の前菜
フリット盛り合わせ
続いての前菜は「フリット盛り合わせ」。「キス」「芽キャベツ」「菜の花」が、実に軽やかで精妙な揚げっぷりで、素材をさらに濃く感じさせてくれています。また、皿に散りばめられた柚子やオリーブの粉末も楽しいアクセント。
・一皿目の手打ちパスタ
桜海老と水菜のタリオリーニ
手打ちパスタは「桜海老と水菜のタリオリーニ」。桜海老の食感と旨味が活きた一皿で、ピマン・デスペレットを振りかけた見た目の鮮やかさもいいですね。
・二皿目の手打ちパスタ
蟹ミソ入りのラビオリ
続く手打ちパスタ、驚きの一皿が登場! なんと蟹ミソ入りのラビオリです。さらに牡蠣を合わせて、ソースはジェノベーゼ、という構成。濃厚な風味の蟹ミソと牡蠣の柔らかな食感、それらをジェノベーゼソースの爽快感が全体を一つに纏めています。これはまさに和と伊の融合から生まれた傑作でしょう。
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メイン料理からデザートをご紹介していきます