本場仕込みのピエモンテ料理

祇園にあるレストランといえば、スタイリッシュなモダンな内装でムーディな時間を演出する店か、高価な調度品でハレの日を演出する店か、のどちらかのタイプが多いですが、2008年7月、この界隈ではちょっと異色な本格的イタリアン・リストランテが誕生しました。

その店の名は「Ristorante dei CACCIATORI(リストランテ デイ カッチャトーリ)」(「狩人たちのレストラン」という意味)。北イタリアの西部ピエモンテ州の名シェフ、チェーザレ・ジャッコーネさんのお店で8年間修業の後、帰国された永田匡人さんが開かれた、本物のイタリアの味を伝えるリストランテです。

カッチャトーリ。 カッチャトーリ。
祇園四条駅から歩いてすぐのビル1階にあります。 白くてシンプルな内装が心地良い店内。
縄手通に面したビルの2階にあるドアを入ると、縄手通の雰囲気とは一変します。天井と壁が白一色の塗り壁で囲まれ、アンティークな木張り床のシンプルな内装は清潔感に溢れ、例えていうとイタリアの家庭の食堂のよう。

料理を待つ間、壁に目をやると、師匠のチェーザレ・ジャッコーネさんからプレゼントされたという、ピエモンテ州在住の有名作家が描いた「CIVETTA(ふくろう)」の絵が、ひときわ目を惹きます。また、バックに流れるボリュームを抑えたバロック・ピアノと相まってとても落ち着く空間となっているのです。

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