ウパヴィシュタ・コナーサナ(開脚前屈のポーズ)
ウパヴィシュタ=座る コーナ=角 という意味このポーズは、多くの人が苦手な開脚と前屈の組み合わせです。難易度が高いように思われますが、ポイントは「背骨をまっすぐ伸ばす」「ハムストリングスと足の付け根の伸びを感じる」ことです。背骨が伸びにくい場合は、ブランケットの上にお尻を乗せると骨盤が立ちやすく、背骨もまっすぐ伸びるようになります。くれぐれも無理のないように動作してみて下さい。
■効果:ふくらはぎ、太腿、ハムストリングス(太腿裏)、 股関節、 膝、 背骨
骨盤周辺の血行を促進させるので、婦人系疾患に効果あり。女性ホルモン分泌を促す。坐骨神経、月経不順を正常化させる 腎臓の解毒及び、内臓の活性化 脳を落ち着かせる
■注意する点:膝に故障がある場合は、無理のない範囲で行いましょう。(
例えば、ブランケットの上に座り、足が伸ばせる範囲で実践)
■やり方:
1. 両足を大きく開き、腰、背骨をまっすぐ伸ばします。この時、お尻が後ろに落ちてお腹が丸まりやすいので、両手を太腿後ろの床につけ、お尻を前に押し出し骨盤が立つようにしましょう(腰、背骨まっすぐ上に伸ばすイメージ)もしくは、足の開きを小さくし骨盤が立つ位置を見つけましょう。
両手は足の上に置き、踵を前に押し出し脚裏を伸ばし、この姿勢で5呼吸ほど繰り返します。
2. 脚裏が伸びてきたら、手の位置を置きやすいところ(脛、足首、もしくは親指をつかむ)に置き、大きく息を吸いながら背骨をさらに天井方向へ引き上げ伸ばし、息を吐きながらゆっくりと上体を前に倒します。