画家ムンクのお気に入りの部屋はココ!

エンゲブレット

エンゲブレット・カフェを訪れた時は、ムンクはいつもこの部屋で食事とお酒を楽しんでいたそう

2013年はムンク生誕150周年ということもあり、オスロ市内各地のムンクにまつわるスポット訪問を計画されている方もいるのではないでしょうか?

エンゲブレット・カフェはムンクが頻繁に通ったレストランとしても知られています。1階の入り口から右手には、渋いグリーンカラーに彩られた小さな食事の間がありります。

ここはムンクが、画家仲間であったクリスチャン・クローグ(1852-1925)、ハンス・ヤーゲール(1854-1910)、オーダ・ラッソン・クローグ(1860-1935)と一緒に好んで座っていた部屋とされています。ムンクファンであれば、ぜひこの部屋で食事を楽しみたいところ!

ムンクのお酒好きエピソード!
直筆の手紙が飾られている壁

エンゲブレット

入り口から入ると、壁にはたくさんの昔の街の写真、楽譜、絵画が飾られている

エンゲブレット

右上にひっそりと飾られている、額入りの白い紙はムンク直筆の手紙

ムンクのお気に入りの部屋に続く廊下の壁には、ひっそりとムンク直筆の手紙が額に入れられて飾られています。

エンゲブレットでお酒を飲むのが大好きだったムンクは、ある日アートカーニバルのアフターパーティーであまりにも酔っ払いすぎて、「ウェイターがお金を盗んだ」と苦情を申し立てました。しかしその後、警察によってムンクはレストランの外に追い出されてしまいました。その時、ムンクはスカーフと手袋も紛失したそうです。

憤慨したムンクは、当時のアートカーニバルの主催者でもあり、自身が加入していたオスロ・アート連盟から脱退することにしました。壁に飾られている手紙は、その脱退表明を記した手紙だそうです。
(参照:オスロ・アート連盟

現在のレストラン長でもあるカイ・ヨンセン氏は、このエピソードを語りながら、「それだけ酔っ払うほど、ムンクはここでお酒を飲むことが好きだったのですよ」と笑って語ります。

次のページでは、劇作家イプセンのお気に入りの部屋を覗いてみます。