ノルウェー料理が美味しい!
創業1857年の歴史あるエンゲブレット・カフェ

エンゲブレット

オスロで最も古いレストランのひとつとされるエンゲブレット・カフェ。入り口から入って左手にある部屋では、窓からの明るい光が豪華なアンティーク家具を照らし出す

ノルウェーの伝統的な料理をオスロ中心地で食べるとしたら、エンゲブレット・カフェがおすすめの一箇所です。創業1857年の老舗レストランで、2007年には創立150周年記念を迎えました。

ノルウェーの著名人たちが集い、晩酌を交わす社交の場

エンゲブレット

レストラン入り口前にはノルウェーの俳優ヨハネス・ブルン/Johannes Brun(1832-1890)の銅像が建つ。彼もエンゲブレット・カフェでお酒を飲む夜を楽しんだ一人だ

エンゲブレット・カフェは、世界でも名高い国内の著名人が常連客であったことが知られています。

画家エドヴァルド・ムンク、劇作家ヘンリック・イプセン、作曲家エドヴァルド・グリーグ、ノルウェーの国歌『我らこの国を愛す』の作詞者として知られるビョルンスティエルネ・ビョルンソンなど、アーティストや政治家たちの憩いの場としてエンゲブレットは親しまれてきました。

昔からのノルウェーデザイン家具であふれる空間

エンゲブレット

1階には3部屋、2階には大部屋があり、インテリア装飾がそれぞれ異なる。壁に飾られている昔のオスロの風景写真や絵画、カーテンの模様や色使いまで、見ていて飽きることがない

エンゲブレット・カフェの店名は、創立者のエンゲブレット・クリストフェルセン(Engebret Christophersen)の名前に由来します。

レストランが位置するバンクプラセン広場は劇場の側に位置し、1800年代から俳優たちの集まる場所として盛り上がりを見せ始めました。

カフェやレストランなどの食事ができる場所が必要とされてきた頃、他の飲食店でこれまで働いて貯めたお金で、クリストフェルセン氏は現在の場所を購入し、エンゲブレット・カフェの経営をスタートしました。

人柄の良い人として知られていたクリストフェルセン氏の経営するレストランには、アーティストや政治家などの多くの人々が訪れるようになったそうです。

また、クリストフェルセン氏の兄弟姉妹は一流のコックで、彼女が作るフィッシュケーキなどはイプセンなどの常連客のお気に入りのメニューでした。

次のページでは、画家ムンクのお気に入りだったおしゃれな部屋を覗いてみます!